我 老境に入れり

日々の出来事をエッセイと写真でつづる

「ベスト・エッセイ」

2024-08-17 06:37:16 | 俳句、短歌、及び文芸

          本文とは何の脈絡もないが北海道大沼公園   

 

読書があまり好きでない私が

こんなタイトルの本を買った、

2024年版、

光村図書発行で

日本文芸家協会編 とある、

この手のエッセイ集は以前には

文芸春秋社発行で

日本エッセイスト・クラブ編として

出版されていた、

私が持っている限りでいえば

1983年版から2006年版まで

20数年に亘って出版された、

読書の習慣の無い私も

このシリーズだけは毎年買って

読んでいた、

もっとも私の読書嫌いには例外が有って

エッセイなどの比較的短い読み物に

はむしろ関心は大ありだった、

性格からくるものかどうかは

分からないが長編を読み切るだけの

根気が無いだけなのかもしれない、

話を旧ベスト・エッセイに戻そう、

❜83年初版のエッセイ集「耳ぶくろ」には

錚々たる顔ぶれが名を連ねていた、

野坂昭如、開高健、新藤兼人、

金子兜太、阿川弘之、澤地久枝

酒井大岳、金田一春彦、井伏鱒二、

昭和を代表すると言ってもいい程の

人気作家から映画監督、俳人、

宗教家、言語学者などなど

いずれ劣らぬ有名人の名を見ることが出来る、

このシリーズの影響もあってか

私も内面をエッセイと言う手段で

表現したいと思うようになり

20年ほど前からブログを始め

今日に至っている、

始めた頃からの1,000篇に及ぶ作品群は

ブログサイト提供側の終了と共に

移転作業に失敗して消失した、

魂を注いでいただけに大きな傷となった、

有名、無名人の心に残るエッセイの幾つかを

いづれ紹介したいと思っている。


想定外

2024-08-12 17:52:30 | ゴルフ及び山歩き、他スポーツ

又しても想定外の出来事が起こった、

昨日(8月12日)

所属する会のゴルフコンペに参加した、

月例で行われている、

20人にも満たない小さな会である、

私は会の副会長、

いつもスタート前に挨拶するのが慣例になっている、

この日はこんな挨拶をした、

ーー暑さの続く今日この頃、

若くもない皆さんには

懲りずに参加して頂き感謝しています、

連日巷では

年配者の熱中症が取沙汰されていますが

皆さんにはくれぐれも無理の無いように

充分な対策を取ってください、

また 

嘗てのゴルフ仲間でゴルフが出来なくなった

友人知人は沢山います、

そのことを思えば

こうしてゴルフが出来るだけでも幸せと思わねばなりません、

結果に一喜一憂することなく

兎に角

ゴルフを楽しみましょう、

結果は二の次です、

怪我の無いようほどほどに頑張ってください。ーー

 

プレーを終わって舞台は表彰式、

なんと !

私が優勝 

(新ぺリア)

スコアーは 84打  H/C10.8  NET:73,2打

年齢が影響しているのか

私の中ではスコアーへの拘りが

薄れてきているような気がする、

たまに思いもしない好成績を記録するのは

そんなことが影響してるのかもしれない、

今回はバーディーが3っとパーが4っあった、

これまで私には憎っくき天敵で

あり続けた同伴競技者の1人は

❝お手上げだね❞

と誰に言うとなく漏らした、

普段の実力よりスコアーは10打ほどいいけど

優勝は頭になかった、

優勝賞品にロース肉2キロ貰って

帰ったら

カカ様に

買い物したばかりで冷蔵庫に入らないと

小言を言われた。


四本龍寺・三重塔

2024-08-08 11:02:24 | 写真 及び絵画

一昨日(8月6日)

余りに暑くて家から一歩も外に出なかった、

昨日も予定は何もない、

退屈極まりないので出かけることにした、

❝そうだ 日光に行こう❞

日光に気になる三重塔がある、

前々から写真に撮りたいと思っていた、

思い立ったが吉日

10頃から出かけた、

日光までは凡そ80キロ

2時間ほどのドライブだ、

足尾経由の国道122号線は渡良瀬川に沿って

谷を縫うように伸びている、

信号も少なくてドライブにうってつけ、

途中たった一軒のコンビニで

おにぎりと焼きそばパンを買って食べた、

お昼ごろ日光市内到着、

スマホのナビに導かれた目的地近くに

駐車場を探した、

すぐ近くに市営の駐車場が有った、

三重塔を仰ぎ見ることが出来る、

駐車料金:1,000円も2時間以内だと

返金してくれると言う、

三重塔は階段を上った山の中腹、

歴史を感じさせる阿弥陀堂が

隣り合わせに建っていた、

案内板には

四本龍寺と言う古い寺で

今では塔と堂の二つしか残っていないが

元々は源頼朝に所縁のある寺と言う事だ、

撮影を済ませて階段を下りたところから

有名な 神橋 が見えている、

それも撮影した、

駐車場に隣り合わせて画家の

小杉放菴記念美術館が有り

❝大いなる山々❞と題した

企画展をやっていたので寄ってみた、

興味ある山々の絵が目白押し、

入り口に撮影OKのマークを目にしていたので

カメラを向けた、

古里大分の名峰❝由布岳❞もカメラに収めた、

画家の名前を記録しなかったのが悔やまれる、

帰り道

日帰り温泉の案内板を見つけて

温泉も楽しんだ、

途中滝のような雨にも見舞われたが

明るいうちに自宅についた。

 

 


スキンシップとセクハラと

2024-08-03 05:54:16 | 老いの暮し

        会津南郷町のヒメサユリ

 

定刻の午後4時を過ぎて

予定していた歌も歌い終り

客のみんなが席を立った、

その時ママが俺に声をかけてきた、

暫し 間をおいて

❝ベンケイさん ちょっと❞

2人きりになったところで

ママは席にかける仕草をした、

❝あれはよくない、やめた方がいい❞

と言った、

その日

店には10名ほどの客の中に

いずれも顔馴染みとまでは言えないが

挨拶を交わす程度の女性客3名がいた、

その内の一人が2曲ほど歌ってから

その後歌おうとしないので

俺は席を立って彼女にデュエットの相手を

お願いに行った、

後ろから肩の付近に触れるように

そっと手を置いた、

彼女は一瞬驚いて首を左右に振って

後ろを振り向いた、

彼女の返事は

❝ごめんね、今日は声の調子が悪くて歌えないの❞

だった、

彼女の肩に触れた行為を目にして

ママは俺に

注意した方がいいと感じたらしい、

いわゆる セクスチュアルハラスメント、

続けてママは言う、

❝あなたには少し女に触れたがる癖がある、

そう私に告げる女性客もいる❞

触れることで親近感を表現するつもりでも

女性の側はそう取らない場合もあると言う事だ、

ショック !

これからの人生観を変えるほどのショック、

だが触れられることに不快感を感じるのであれば

それは反省しなければならない、

折角 時間と場所を共有するのだから

全くあかの他人でいるよりも

少しでもお互いを身近に感じながら

過ごしたいと思う行為が

まかり間違えば犯罪行為になろうとは !!!

相手に触れなくても親近感を醸し出すことは出来る、

そこは相手によりけりだ、

それを間違えてはならない、

今日(こんにち)

日常茶飯事と言っても言い過ぎではない

セクハラ事件、

中高年の男性諸君、

女には心して当たれ。

 

(裏の声)

スケベ根性が無いかと問われれば

無いと言えば嘘になる、

深層心理の奥深くをたどれば

女の肌の温もりを感じていたい

が根底にある気がしないでもない、

だが

男の側からすれば

男女の触れ合いを否定してしまっては

味気ない世の中になることも確かだ、

私には男女の触れ合いこそが

ある部分では生きる原動力になっている

と言う事も否定できない率直な感想だ。