まつぼっくりの日々

日々の出来事を綴っています。  

マルちゃんさよなら②

2020年11月06日 20時42分37秒 | 日記
息を引き取って、
一時間程したら体が冷たくなってきて、寂しさがだんだんと増してくる。

今夜も犬のそばのソファーで寝るという家族。

ーー犬の記録ーー

ずっと外で飼ってたが、
2年前、春の訪れを待つ頃、
前庭疾患を患った。それをきっかけに、
冷暖房の効いた部屋にお引っ越し。
高齢犬には暑さ寒さが堪えるだろうと思って。
疾患は直ぐに治り、
その頃はまだ朝夕の散歩もしっかりとしていた。

それから1年、
だんだんと後ろ足が衰えてきたので、
散歩は家の回りだけにし、
好きな時間に歩かせていた。

そして今年になり。
室内から外に出るときの段差を乗り越えられなくなり、人の手が必要に。
しかし、
外に出ると、ゆっくりながらも自分の足で歩き排便も排尿もできた。

季節が変わり、今年の梅雨頃から足が
ぐっと弱り、ときどき転んだりするので目が離せなくなってきた。
起き上がれなくて足をバタバタさせるため、擦り傷も髄分と作った。

だんだんと夜と昼が逆転してきた。
後ろ足が踏ん張れないので、
排便と排尿は、
抱っこしてするようにもなった。

そして10月になった。

動物病院に睡眠薬の相談に行った。
血液検査等をして、検査結果に問題なかったので薬をもらった。
それから、2日後に薬を飲ませた。
効果は犬によって違うと聞いていたものの、
マルちゃんは2時間だけの効き目だった。

薬を飲ませるのは3回で止めた。
効果の短さもあるけど、
薬が切れる頃の朦朧とした姿、、、、
見るのが、つらくて、つらくて。

この時、
人間の睡眠不足を覚悟した!!

動物病院に行った時、獣医師に言われた。
年齢からして、毛並みもいいし手入れが良くできている、と。
暑かった夏を無事に越せた事にもびっくりしてた。
手厚く世話をしたつもりだったので
その言葉はとても嬉しく励みになった。

10月には下痢や便秘を繰り返しだした。

10月下旬。
お腹が膨れかけてきた。
動物病院に電話した。
当然なから、
診察しないと薬は出せないと。

家族で話した。
連れていってもそんなに長生きできるわけでないのはわかっている。
極端に車が嫌いで、
乗っている間は悲鳴のような声を発する。
ストレスが大きすぎる。

治療をしない選択をした。

それから10日ほどして、、
今日を迎えた。
今日は朝からほとんど寝ることなく、
うーーっ!っと
とても苦しそうな声を上げる。
何時間も抱いていた。
その間、排便も少しした。
お水も飲んだ。
でも、昨日までなんとか摂ることがでた食事、今日は受け付けない。

夕方少し横にした。
そしたら、また泣くので、
外に連れ出した。

それから息を引き取るには時間はかからなかった。
私の腕の中でほんの数分だった。

今はタオルに包まれて眠っている。

これまでに、何度となく考えた。
保健所に連れていこうか?
睡眠薬を多めに飲まそうか?
などと。
動物病院にも相談した。
最後まで看取るための
励ましや勇気を沢山もらった。

腹水が溜まってきて、
治療をしない選択をしたのは保健所に連れていくのと同じ事だったかもしれない。

葛藤はあったものの、
看病で犬を抱くのも結構幸せだった。
あたたかいし、
仕事の話しを聞いてもらったり、
夜には星が綺麗だね、とか、
私の方から一方的に話しかけたり。
犬の体温や感触がまだ私の手に残っている。
明日からは話を聞いてもらえないし、
あたたかみももらえない。

ただ、ただ感謝のみ。
動物を飼うことは本当に責任重大だ!
と、改めて思う。

明日は、
マルちゃんが大好きなトマト🍅
お供にお見送りをしたいなー。

ちょうど2年前のマルちゃんの写真



さよならマルちゃん🐕‍🦺

2020年11月06日 18時27分37秒 | 日記
本日、17:45
私の腕の中で、、息を引き取った🐕‍🦺

本当の年齢はわからない。
我が家にひょっこり舞い込んできて、
当時飼っていたタロウさんの犬小屋を占領し、そのまま居着き作戦。

それから16年と半年。

今日1日、ほぼ寝ることなく
苦しそうな声を発している。

だから
抱いたりマッサージしたりを繰り返した。

最後は、
軽く歯ぎしりをし、
体が2、3回引き付けたようになり、
あっという間に静かに永眠。

よくがんばったね。
長い間、本当にありがとう。
おつかれさま。

明日
ペット霊園でお別れだね。