さくらんひめ東文章

指折って駄句をひねって夜が明けて

歌舞伎入門 歌舞伎の歴史

2010年06月03日 | アート♪
国立劇場伝統芸能情報館で、企画展の「歌舞伎入門 歌舞伎の歴史」が開催中。

出雲の阿国から始まる歌舞伎の誕生から現代までを
5つの時代にわけて衣装や錦絵などで解説している。

400年以上の歴史を誇る歌舞伎も
1603年に阿国が現れてから、すぐに遊女歌舞伎や若衆歌舞伎が現れ、
それらの禁止によって野郎歌舞伎の時代になるが
「物真似狂言」を演ずべきという制約のもとに「劇」という形態ができる
1700年以降である元禄時代に花開き現在にいたるようだ。

墨絵に手彩色した丹絵で初代團十郎を描いた「竹抜き五郎」(鳥居清倍)

京都万太夫座の役割番付(けいせい壬生大念仏)

三大名作の錦絵や漆絵…

九代目團十郎や五代目菊五郎の押隈などが展示されている。

映像資料では、昭和53年製作の「歌舞伎の魅力 演技」が上映されており
先代勘三郎の直次郎と当代菊五郎の遊女三千歳の逢瀬のシーンを
少しだけだが嬉しく拝見した。








カルミア

2010年06月03日 | 植物
ツツジ科

別名アメリカシャクナゲ

蕾は金平糖みたいで、開くと日傘のような面白い花。
満開の時は見事である。
この面白い形の花は、くぼんだ所に葯(おしべの一部で花粉形成が行われる袋状の部分)
をひっかけていて、わずかな刺激でもはねかえって花粉を飛ばしやすくするしくみに
なっているそうだ。