さくらんひめ東文章

指折って駄句をひねって夜が明けて

鳳凰祭四月大歌舞伎 昼の部

2014年04月24日 | いざ銀座歌舞伎座



今月は何と言っても三津五郎丈が歌舞伎座の舞台に復帰されたことが何より嬉しい♪♪♪


「寿靭猿」は昔、巳之助丈の初舞台で先代と当代の親子三代を拝見していたので、


その時の小猿だった巳之助丈が立派に奴を勤めておられるのと


踊りの名手の三津五郎丈の御元気な御姿とが重なり胸が熱くなった。


狂言の「靭猿」から写したものであるが、女大名としたことが歌舞伎らしくていい。


又五郎丈の女大名も良かった♪


三津五郎丈の猿曳の小猿への想いが所作にも溢れて絶品だった♪♪♪



そして藤十郎丈の一世一代の「曽根崎心中」


とにかく藤十郎丈のお初が可愛い♪♪♪


あんなに可愛い女ならどんな男も溺れるだろうと女の私でも感じるお初だ。


鴈治郎を襲名されることとなった翫雀丈の徳兵衛もお祖父さまのような味わいがあった♪♪♪


徳兵衛の手をひいて花道をゆくお初を観ながら、まだまだ観たいと思った。



「鎌倉三代記」絹川村閑居の場


梅玉丈の三浦助・魁春丈の時姫が格調があって良かった♪


でも私はなぜかいつもこの芝居は眠くなる(笑)



「壽春鳳凰祭」


冠をつけた時蔵丈の女御がオーラがあって美しかった♪


我當丈の帝も神々しくて立派♪


歌舞伎座でもその昔一世風靡した「源氏物語」が観たいと思った。







久しぶりで歌舞伎座ギャラリーによってみた。


海外公演の写真がもっとたくさんあるのかと期待していたのでちょっと残念。






屋上庭園は花車か?ピンクのツツジとシャクナゲが咲いていた。