さくらんひめ東文章

指折って駄句をひねって夜が明けて

千穐楽

2014年06月25日 | いざ銀座歌舞伎座

コロンビアには勝てないだろうなと思っていたが、観ていれば自ずと応援に力が入ってしまうW杯。


ここぞ!と言う時に点が取れなかったのは、不運というよりやはり実力の差であったが、


日本代表選手たちは出来る限りを尽くしたのであろうから恥じることはない。


胸を張って帰ってきて欲しいし、私たちは「お疲れ様」と温かく向かえるべき!


今回もオリンピック同様にメディアにその気にさせられて、日本国民が勝手に盛り上がって過度の期待を抱いだけ。


また明日から次回にむけて頑張ればいい。それだけのこと。







本日、歌舞伎座はめでたく千穐楽。



家を出遅れて「実盛」の幕があいてしまっていたので、


次の演目まで木挽町広場で深川丼を頂きながら待つことにした。





そのあと仁左衛門丈と千之助丈の舞台写真を選んで


「大石最後の一日」は、朝の疲れか?第二場の孝太郎丈のおみの登場までコックリコックリ(笑)


孝太郎丈のおみのが本当に素晴らしいので客席からもひときわ大きな拍手をもらっていた。


そしてお目当ての仁左衛門丈と千之助丈の「お祭り」


やっぱり今月のお客はみな仁左衛門丈の舞台復帰を待ちわびていた人ばかりと思われるような一段と大きな拍手と大向こうからも沢山の声


声よし、顔よし、姿よしと三拍子揃った仁左衛門丈の鳶頭の素敵なこと!



千之助丈の絡みもきりっと!また仁左衛門丈にくすぐられると本当に可愛らしく!



最後に恥ずかしそうに花道を去る仁左衛門丈がまた私の心を鷲掴み(笑)



打ち出しの太鼓の音に混ざり、「素敵だったわね~」


「相変わらずいい男だね~」などと言っている女性の声があちこちで聞こえてきた。