さくらんひめ東文章

指折って駄句をひねって夜が明けて

福祉用具コーディネーター

2014年06月26日 | じいさんがんばれ!



今日は、父の施設で施設長をはじめケアマネージャー・福祉用具コーディネーターの方々と


離床センサーや車椅子などについて今後の方針について話し合った。


私は、父が介護施設にお世話になるまで、「福祉用具コーディネーター」というお仕事を知らなかった。





父は施設にお世話になって15ヶ月あまりになるが、介護ベッドは3回、車椅子も3回


離床センサーは2回ほどその時の父の容体に合わせて替えて頂いているので


そのたびごとに、福祉用具コーディネーターの方が細かく父の状態をチェックして下さり


安全かつ心地よく施設で暮らすためにご配慮くださっている。





入所時は全然歩けなかった父が、数ヶ月で歩けるようになると


転倒防止のため離床センサーをつけてくださり、車椅子も座面のマットの座り心地の良いものに替えてくださったり


ベッド上で立ち上がってしまったりする父のためにベッドを替えてくださったり、高低を調整してくださったりと


家族では気がつかないところまで本当に親身になっていろいろとアドバイスしてくださることに毎回感動を覚える。


颯爽といつも明るくとびきり美人な方なので父も彼女が来てくださると凄く嬉しそう。


本当に頼りになって素敵な方なので私もこの「福祉用具コーディネーター」というお仕事に憧れている♪






このところ父はだいぶ足が弱ってきたようで夜、トイレの介助にベッドから車椅子に誘導するのに便利なタイプに変更して



離床センサーを2つつけていたのを1つにしてみようということになった。






一時面倒がってやりたがらなかった将棋や五目ならべはまたやるようになったが、







相変わらずのボケ爺さん、今日は私も施設の関係者と思っていたらしく、



「いろいろありがとう。お世話をかけますがよろしくお願いします。」と言い続けていた(笑)






はっきりと家族の顔が認識できる日もあれば、出来ない日もある。


そういう時は、間違いを正さずそのつど父が思っている人物を演じている今日この頃である。