さくらんひめ東文章

指折って駄句をひねって夜が明けて

千葉周作玄武館跡

2010年01月27日 | 今様江戸名所図会
友人とは5時半にあんこう鍋のお店で待ち合わせになっていたが、
少し早めに家を出て、今週観た「龍馬伝」で紹介されていた
あの千葉周作玄武館跡に行ってみることにした(ミーハーな私)

幸いこのお店からゆっくり歩いても10分~15分ぐらいだった。

須田町二丁目交差点近くの角の交番前を
ちょっと入った旧千桜小学校の跡地の前に「右文尚武の碑」があった。

千葉周作玄武館跡と東條一堂瑤池塾跡
千葉周作は北辰一刀流の剣術を教え、
その西隣で東條一堂は儒学と詩文を教えていたのだそうだ。

冬の味覚♪

2010年01月27日 | 美味♪
寒くなると恋しくなるお鍋がある!
今日は「あんこう鍋」のご飯食べ(笑)

鳥すきのお店や甘味のお店などこの界隈は戦災を免れて
都の選定歴史建造物に指定されている風情あるお店で頂けるのもまた嬉しい♪♪♪

歌舞伎通になる本

2010年01月25日 | 歌舞伎関連の本
「邦家の習俗、日々其の美徳を喪うの危機に臨み
有志之輩、希くは相集而、芸道之神髄に観悟し、
以って声も枯野の朽琴を輔け給えかし」

「歌舞伎通になる本」の著者である小山 觀翁氏の
「仮名序&真名序」(はじめにあたりて)の末にある。

名優思い出語りや通好み幕間ばなしが楽しい♪

「贔屓気質」では、現代のファンと昔のファンについて、
昔のご贔屓は、その役者一代かぎりではなく、代々を応援するので
その贔屓の息子も孫もその役者の家を末永く贔屓にしたが、
今のファンはその役者一代限り。
今日この人の楽屋にいたと思うと、明日はまたライバルの別の楽屋にと。
こういうのを「不安」というそうだ(笑)

上方和事と江戸の荒事の違いについての記述も
東西の地域の特性や観客気質の違いからのようで「なるほどなぁ」と面白かった。


続 龍馬伝

2010年01月24日 | 日記
バイトから帰ってきて、10時からのBS2の「龍馬伝」を観るのが
日曜日のお楽しみになった。

史実でもモテモテだったようですが、
豪放磊落というか?
本物もあんな龍馬さんだったんならすご~く素敵なご性格♪♪♪
視聴者としても恋していまいそうだ(笑)

冬のメトロの祇園囃子

2010年01月23日 | 日記

夕方、地下鉄に乗ろうと赤坂見附駅につくと
どこからともなく祇園囃子が聞こえてきた。

ゆっくりとしたテンポの囃子であったが、
「今の季節になぜ~?」と周囲を見回すと
京都のお菓子屋さんのお店が出ていた。

祇園祭の時には荘厳な響きにきこえる渡り囃子も
冬の地下鉄の駅の中ではなんとなくさみしさが漂っていて
「京都をアピール!」するためかもしれませんが、
(たしかにその囃子で気がついて頂いてから言うのもなんですが、)
こういう販売の方法は個人的にはなんだかちょっと悲しかった。





歌舞伎以前

2010年01月23日 | 歌舞伎関連の本
林屋辰三郎著「歌舞伎以前」

55年も前の岩波新書

「日本の芸能は、つねに民衆の生活とともにあった…」で始まるこの本は
歌舞伎誕生以前の芸能の歴史的流れをふまえた解説が興味深い♪

とくに著者が語る「世阿弥元清」がとても面白い。