さくらんひめ東文章

指折って駄句をひねって夜が明けて

なで肩

2010年06月24日 | 日記
「天龍寺を開いた夢窓疎石が着用していた九条袈裟が、京都国立博物館の調査で見つかった。」
「鹿王院が所蔵する「夢窓疎石像」と袈裟の柄が一致する。」

と鹿王院の「夢窓疎石像」と見つかった九条袈裟の写真が京都新聞(web)に掲載されていた。

夢窓国師は、細身で流れるような典型的ななで肩の体型であったそうで、
たしかにどの「画像」・「像」もみ~んななで肩。

これを「夢窓肩」と呼ぶらしい。

私は、自分がなで肩なので、なで肩の不便を良く知っている(笑)
肩にかけるものみな、ズルズルとすべり落ちてくるのである。

国師もさぞいつも袈裟が滑り落ちてきて、困っていたのでは?と
いらぬ心配をしてしまった(笑)





梅雨の晴れ間???

2010年06月24日 | 日記
朝から湿度が低く、木々を渡る風が大変心地よい♪

梅雨の晴れ間というより、春とか秋とかの爽やかさだ!

お洗濯やお布団干しなど家事が山積しているが、
こんな日に、家にいるのはもったいない気がしますね(笑)

SUMMER SNOW

2010年06月23日 | 美味♪
新しい銘柄の試供品を頂いてとても美味だったので、早速頂いてきた「SUMMER SNOW」。

ホットでも頂けるが水出しで楽しむフレンチサマーティーである。

フィルターも付いていて、フラコンの蓋が1リットルに対応する10グラムの計量ができる。

香りはべりーの甘さがあるが、喉ごしはレモンのすっきりした爽快感が心地よい。

何より、和菓子のように銘が良いですね♪

ナツメ

2010年06月23日 | 植物
クロウメモドキ科

芽だちが遅くて初夏の頃になるので、「夏芽」からナツメというようになったらしい。

黄色い花が咲いていた。実は食用になる。

父にナツメの事を聞いたら、乃木大将の「水師営の会見」のことか?と言った。


佐々木信綱作詩の小学唱歌のことだ。

いくらばあさんでもさすがに私はこれは知らない(笑)

花はさくら木

2010年06月22日 | 本♪
来月公開の「上田秋成展」&若冲で思い出した、辻原登著「花はさくら木」。

新聞の連載小説だったが、今一度読んでみたくなった。

宝暦11年、田沼意次や即位前の智子内親王(後桜町天皇)らが、
京・大阪を舞台にくりひろげる恋と冒険の時代小説である。

以前、幕末を研究されている友人から
「竹内式部」という尊王論者の儒家の事を教えていただいたが、
この小説では、智子内親王が、式部に心酔して3年前の宝暦事件に連座した
天皇近習の青年に恋心を抱いていたことになっていて、
教えて頂いた時にはあまり良く判らなかった宝暦事件が少し身近に感じた(笑)

なぜ、この小説を思い出したかというと、
当時の文化人が、オールスターキャストで出てくるのである。

蕪村・大雅・応挙・不夜庵大祇・木村蒹葭堂・上田秋成…
もちろん、大典・売茶翁・若冲も!

若冲さんの科白だってちゃんとありますよ(笑)

ラストに「清明上河図」の模写の代わりに、
それぞれの絵師が「淀川両岸図」を描こうみたいなのがあって、
もちろんフィクションであるが、

現在千葉で公開中の若冲の「乗興舟」の淀川下りが
より楽しめる内容の本であった。

ホタルブクロ

2010年06月22日 | 植物
キキョウ科の多年草。


昨日は夏至でしたね。
夏至というとなんとなく好きな響きである「夏至祭」から宮沢賢治を連想し、
そして大好きな作品「銀河鉄道の夜」につながる。

先日拝見した「佐倉義民伝」でも私は宗吾さまを観ながら
カンパネルラの事を思い出した。

菅さんの所信表明演説で「最小不幸社会」というのがあったが、
「国民の感じる不幸を最小化するという社会構想」らしいが、

「世界全体が幸福にならなければ個人の幸福はありえない」と

宮沢賢治は考えていた。

幸福や不幸の基準とはいったい何であろうか?と考えた今日この頃である。

高野長英の隠れ家跡

2010年06月21日 | 今様江戸名所図会
青山スパイラルは今まで何度か足を運んでいたにも関わらず、
今回青山善光寺の由緒を調べて、初めて高野長英の隠れ家跡の碑があることを知った。

嘉永3年(1850)10月30日、青山百人町といわれていたこの地で
町奉行所の捕方に踏みこまれて捕縛され命を落とした。
その時の痛手によるものとか、自害だったとか諸説あるらしい。

ビルの正面向かって左側、ほとんど気がつかないような壁面の下方にあった。

青山善光寺

2010年06月21日 | 今様江戸名所図会
お洒落なビルが立ち並ぶ表参道の交差点近くにある秋葉神社の
細い横道を入るとひっそりと青山善光寺がある。

慶長6年。関ヶ原の1年後に信州の善光寺の別院として
徳川家が寛永寺のある谷中に建立したが、
火災によって現在の地に再建されたそうだ。

昨日の「龍馬伝」でも勝海舟が蟄居を命じられてしまいましたが、
この頃、早くに西洋の学問をおさめた方々には、
時代が追い付いていなくていろいろと受難の時代だったようですね。

没後であるが正位四位を追贈された高野長英のために
勝海舟の撰文で建てた碑が戦災で壊れてしまい、
その一部を使って再建された碑が境内にあった。

ギンバイカ

2010年06月21日 | 植物
「スワンレイク」が終わったのは4時前、
せっかくなので表参道にある史跡をちょっこし探索(笑)

青山善光寺に向かうのに、遠回りをしてしまい、
青山北町アパートの近くをウロウロと…
沢山の草花であふれる花壇の中に、白くモヤットした満開の木があった。
おしべが長くてそれが遠くからみると綿のような感じに見える花で
初めて見る花だった。
家に帰ってから早速名前を調べたらギンバイカとのこと。

フトモモ科の常緑樹。
フワフワの花と丸いつぼみがとても印象的な花木であった。
マートルとかミルタとも呼ばれ、シューマンの歌曲集にもその名があるとか?
結婚式の花として使われたり、ハーブとしても使われたりするようだ。

500度の不思議

2010年06月20日 | 今様江戸名所図会
目白椿山荘のホタルは今年は5月18日に初飛翔したという案内が
ホテルから庭園に出るところにあった。

ホタルの幼虫は桜が散る頃の雨の夜に水中から出てきて、
それから毎日の平均気温が累積500度になると初飛翔するそうだ。

今年は、その500度に達した日が5月17日で、
そろそろ初飛翔が近いと思っていた次の日だったと
沢山のホタルが舞っている写真とともに説明があった。

今年ほど、日々の寒暖の差が激しい年はなかったように
思えるが、この積算500度をホタルはどのようにして測っているのだろうか?

体内時計ではなく体内温度計があるのであろうか?
本当に自然界の神秘には感動してしまう。

5月~6月中旬まではゲンジボタルで、
それ以降、7月中旬までがヘイケボタルに替わるようである。
昨日の蛍火は大きかったのでゲンジボタルのようであった。

蛍火の中のジャパンブルー

2010年06月20日 | 日記

ノスタルジー蛍とともに深草へ…


蛍火と月と羅漢とジャパンブルー 若女(笑)


ほぼ恒例となった、父の日を口実にして
蛍と若冲さんの羅漢に会いに行くご飯食べをした。

主人が日曜日はゴルフなので、やむなくオランダ戦のある土曜となったが、
試合開始のホイッスルが鳴った頃、テーブルには、
2品目のタピオカで蛍の舞をイメージしたビーツの冷製スープがサーブされて
目にも美味しい料理を楽しみながら、

「ちょうどキックオフかな?」とか
「前半終了したかな?」とか
サッカー話にあけくれてのディナーであった(笑)

さすがに、昨日は庭園の人出もかなり少なくて、ゆっくり蛍も鑑賞できたが、
よりによって昨日、日本選手を応援しないで、食事に行っているなぞ、
「非国民の極み」のような後ろめたさを私は感じていた(笑)

御家族全員がジャパンブルーのユニフォーム姿や、
小さいお子さまにユニフォームを着せておられる方もずいぶんいた。

夜中に再放送を拝見した。
善戦しましたね♪

シュート数は日本の方が若干上回っていたような?
積極的にゴールを狙う姿勢がみえてきましたね。

本田さん デンマーク戦では是非とも大いに試合を楽しんで、
「夢は実現させるものだ!」と自信を失いかけている日本国民に喝を入れてくださいな♪