腹の立つ事ぼやきブログ

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タクシーが光化学スモックの元凶だ!

2006年06月30日 14時11分44秒 | 政治
昨日東京に光化学スモック注意報が出ました。
今年になって2回目ではないでしょうか。

自動車の排気ガス規制など、東京都などが、光化学スモック対策をして東京の空気を浄化できたと思っていたのに、昨日、光化学スモック注意報が出てしまったのです。
この光化学スモック注意報が発令された要因の一つにタクシーの大幅な増車が影響していることに気がつきませんか。

今東京にはタクシーが溢れております。
信号で停車していて周りを見ると、周囲はほとんど空車タクシーに囲まれています。
夜などはもっと圧巻ですよ。
新宿・六本木・渋谷・銀座など繁華街では、タクシーの大渋滞、一般車などが巻き込まれたらさいご、空車タクシーに客が乗らない限り動きがとれません。

幹線道路など深夜12時を回ると、都心に帰るタクシーの行列がすさまじい。
昔の大名行列を見るように、延々とタクシーの屋根に光る行灯が続きます。

都内に法人タクシーが4万台超、個人タクシーが2万台、合計6万台もの台数がひしめいているのです。
果たして今の東京でこれだけのタクシーが必要なのでしょうか。

この多すぎるタクシーが光化学スモックの原因になっていると思われます。
タクシーの乗車率は40%弱と聞きました。
と言うことは、都内を走る60%は空車で走り回っているのです。

簡単な計算ですが、6万台の6割、3万6千台のタクシーが空車で都内を走り回り排ガスを撒き散らしているのです。 自家用なら用がある場所までの走行ですが、タクシーは1日中走り回っているのですからたまりません、空気は汚れるはずです。
行政の人たちに聴きたい。
規制緩和によってタクシーを異常に増やして、光化学スモックの要因を造り出してしまっている状態をどのように解決してくれるのか。

タクシーの事故が多くなったのから運転手を厳しく取り締まるだけでは済まないのでは。

タクシーの無分別な増車が、都民の健康生活に影響を及ぼしてしまっていることを自覚して、早急な対策を打ち立てるべきではないか。

あるタクシー会社では、車の停車中はエンジンを切るように指導をしていると言うが、これから真夏のシーズンを迎えるのに、運転手を炎熱の地獄に置くことになるわけで、実現不可能なオタメゴカシのお話をしないでほしい。
行政が早急に対策を打ち立てるべきだ。
都知事の石原さんのように実行力のある方に、何とかしてもらわないと、東京の空気は、毎日光化学スモックに覆われてしまう。

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