やはり兄弟は充てにしたらアカン!
認知症の父がすい臓がんと解り、現在は在宅で介護・看護しています。
在宅が決まるまで「施設からの一時帰宅」や「家の片付け」で天手古舞でしたが、他所でも起こるであろうトラブルについて書いてみますね。
先ず、認知症への理解と介護・看護の難しさを私は理解しているつもりで書いていることを忘れず読み続けてください。
兄弟や母を侮辱している内容もありますが、あくまでも主人公は「父」なんです。
父の一時帰宅をするにあたって準備したことがあります。それは介護ベット
「地域包括支援センター」に連絡して、アドバイスを戴き
以前、来ていただいた「ケアマネジャー(一度デイサービスに連れて行こうとしたときにお世話になった)」様に連絡を取ってもらい、ベットを手配しました。
数時間の出来事ですが、お陰様で翌々日にはベットが納入することが出来ました。
これには一悶着ありで、入所先のベット会社には保険が効かない貸し出しは出来ないと断られしまった。
そんなことがあるのやと思いましたが、介護保険の闇を見たようにも思います。
私の性格上これに加え、最悪のパターンも想定して
「次の入居先(24時間看護できる施設)」も探しました。
これは、意外と簡単で前回入居時にお世話になった業者様に、問題がない(自宅待機がなく入居できる)と確約をもらう。
ただ、気を付けて欲しいのは
私が事前に情報収集していたことが良い方向に廻っただけど、何も知らないとこうは簡単にはいかないと思います。
まぁ~私はこれで、最悪想定もクリア出来たので気が楽になりました。
不安を解決する方法は「知る」ことであり、解らないことはいくら考えても解らないことは知ってて損はないです。
そうこうして、父の1回目の一時帰宅を迎えます。
迎えに行ったのは「私と私の妻と母」であり兄弟は来なかったです(実のところ、来られても困るんだよね、理由は後で解りますよ)
迎えに行った帰りに、父と一緒に買い物に出かけています。
その時に40数年ぶりに父と手を繋ぎましたが、小さくなったなと感じ、また、物腰が柔らかくなったとも感じた。
昼食は「お寿司」を買いました。当然、小さく切って出したんですが、それでも大きかったようです。
料理は得意(好きなだけとも言われます)な方ですが、本当に難しいですね好みに合わせるのって。
その後私は仕事に出掛けました(急遽、打合せが入った為)
この後に問題が発生します。
私が留守の間に兄弟が勝手に来宅して、父と散歩とか余計なこと(理由は後ほど)をしてくれました。
しかも、妻にも挨拶なし、帰宅後の私にも連絡なし・・・・
帰宅後に妻から来たことを聞いたので、母を問いただしました。
ここで今回の目的を書きます。
私たち(母と私の妻と子供たち)で在宅介護・看護が出来るかどうかです。
そのためには普段通りの生活をしないと「何が出来て。何が出来ない」かが解らなくなる。
当然、父の状態の把握も難しくなる。
これが目的なのでイレギュラーな事をすると解らなくなるんだよ。
兄弟が毎日家に来てるんだったら問題ないけど、今まで「父の介護(認知症発症後)」には一切来なかった兄弟が今後も来るはずがないのを母は解っていない。
横道に逸れましたが、その晩に父が腹痛で悶えてしまいます。
私からすれば「それ見たことか」なんで、最初は拒否して「兄弟」よんだらエエんやと伝えた。
最終的には私が病院に連絡、在宅で処置もしました、私が冷静に判断できるのは事前に調べて想定しているからであります。
私からすれば、正直、来られるのは迷惑なんだよね、肝心な時に頼りにならないから
ですが、こんなこと遣らかしても、母は他の私の兄弟に頼ろう(助けてくれると思ってる)とするんだよ(笑)
笑えないですが、笑わないとやっていけなかったりするのは、経験すれば解ります。
そして、翌朝、弟が来た
弟には昨晩の事もあったんで
介護と看護は簡単ではないんだよ・・・・だから、そちらも気を遣ってもらわんとアカンよとねと伝えた
弟は趣旨を理解してくれましたけど、これは、直接言わないと駄目なのかとも感じた。
ところでなんですが、弟は妻の実家で色々あったので来たかったけど来れなかったと帰り際に話してくれました、
私も弟家族に気遣いが無かったですm(__)m
そんなこんなで一回目はクリアしたのですが、二回目はどうなったのかな・・・
余談ですが
母は実の兄弟と疎遠になっています。母の両親と上手くいってなかったのではなく、兄弟と揉めています。
それが義理の妹に父母の世話を診てもらっていた(痴呆症じゃなったけど、私は大変だったと思う)
歴史は繰り返すんだなと思う、同じ、過ちしているの気づいてい欲しいのは無理なのでしょうか(汗