最凶の人材
今まで色んな方々と接し仕事をして来ましたが、これでも生きていた方々を紹介していく1人目です。
ちなみに私は45才定年論を支持しているわけではありませんが、当時若かった私でも「ダメ」と思った方々なんです。
長年生き続けていると解らないことにぶち当たることがありますよね、その時の対応がその方の経験値を示すものだと考えています。
仕事というものは対処が出来る出来ないが問われているのであって、結果だけを求めているのでもない、
ただ、間違ったときにどう対処できる(リスク回避と少し違うけど)かだと思っております。
今まで知り合った中で私が最初にアカンわこの人と思った方を紹介いたします。
当時48歳男性で、私の上司でもあった方のエピソード
結論から言えば「会社の期待を裏切ったこと」なのですが、
これは今でも恥ずかしいと思います。ですが、これに気付かない(気づけない)方が非常に多いのも事実です。
★1回目にやらかしたこと
与えられた職務である「現場監督」を途中で放棄した
これは解らないでもないのですが、バブルで忙しく内勤者も狩りだすぐらいの最悪の状態でしたのでね
ただ、訳の解らないまま工事を進めていた(上席も同じ内勤者)ので、
私が途中で入った時には、末期の悲惨さが漂よいお客様が可哀そうに思ったのを記憶してます。
解らんから仕方がいないなんて言い訳は辞めた方が良いです。
そういった場合は解らないことについて「助言」を求めるべきであり、解らんから知らんでは通りません。
先日30数年ぶりにその建物を見てきましたが、悪い思い出が蘇ったのは正直笑えません。それぐらい悲惨だったもんで
今の時代なら「解雇処分」なのでしょうが、時はバブル「社員を辞めさせれなかった」んです。
★2回目にやらかしたこと
トラブル後に設計部に異動されました、ここでも本領を発揮します。
鉄骨建物の改修設計を担当したのですが、
担当でありながら、解らない内容に触れずやり過ごそうとした。
この作戦が成功すると考えてる時点で終わっています(笑)
当然、上司から吊る仕上げに合うわけですが、その時の言い訳が凄いんだよね
やった事が無いから「解らんへん」だからやらなかったんや(怒)
と意味不明の発言
そんな無茶が通るわけでもなく、その後は他部署へ左遷されました。
会社からのラストチャンスを自ら消したので、自業自得です。
私がこの方から学んだことは「知らないこと」に対してどう向き合うのかです。
解らないことを恥じ、それを覚えようとしなければ駄目だということ。
安易に知らないと言わないこと。
の二点です。
私は、声を掛けられるのは声をかけられた方から「期待」されているのであって「期待を裏切ってはダメ」と考えています。
その考えをもとにすれば「彼は最凶の人材」なのです。
厳しい意見を加えるとですけど
ここからは本能の話でもありますので、一概にこれが正しいとも言えないかも(笑)
「子供作る行為」を学ばなくても知ってる方がいるのでしょうか?
答えはいるハズがない。
覚えたかったら覚える知識であり、嫌いな方は少ないと思います。
私から見れば、それを知らないではなく「覚えたくない=嫌い」なのだと考えます。
それらを若い人から見れば45歳というのが境目なのでしょう。
「なんでこんな奴の為に働かなあかんねん!」
私も当時そう感じました、でも、そういう私は45歳をとっくに過ぎておりますm(__)m