こんにちわ〜
深夜の観戦お疲れ様でございました。
サッカー ワールドカップ 四年に一度 日本が燃えるお祭りが終わりました。
身びいきというのに最適なスポーツですね(笑)
仮に日本がもっと強くてワールドカップ三連覇していたら、それなりに
人気があるでしょうが、ここまでの盛り上がりはなかったんでは…
負けの美学 弱い方を応援する判官びいきというのが好きな日本人ですから…
昔 大相撲で不敗の横綱 北の湖に対して痩身体躯の大関貴ノ花が初優勝をかけて
対戦をしたときの 盛り上がり方、まず勝てないだろう という評をひっくり返し
て見事 下手投げで勝ちました。あの時の国技館の大声援と大歓声は未だに忘れ
られません。
高校野球でも、有名私立校と県立高校野球の対戦ですと甲子園球場は、敗勢(やっぱり負けそうになってるんですよ)の県立高校の攻撃の時 応援団に合わ
て観客も手拍子で応援をしています。もう甲子園全体が県立高校を応援する手
拍子、大声援の歓声でいっぱいでした。
サッカーは野球などと同じ頃入ってきたスポーツですが、なぜか野球だけが
大いに奮いました。その所為(せい)で早くから職業野球として設立され
以降日本のプロスポーツの王様として絶大なる人気を得てきました。
その為に 日本の野球のレベルは世界のトップレベル。最近の
レーティング…(失礼これは将棋でした。。)ランキングでは1位でしょう。
もし、野球でベスト16で敗退したら おそらく球場内に怒声が飛び交うでしょう…
勝って当然、はそれはそれで しんどいよ、とある解説者が言ってましたが、
確かに背負うものが違うとそれなりに重圧があるようです。
サッカーの場合、必勝としての重圧を感じるのはアジア予選?
グループリーグ予選は挑戦者としてランク上位の国に胸を借りる(ちょっと古
くさいかな)負けて元々1丁やったるか!で当たれるところがありました。
ですが 2大会連続で予選リーグを越えてくると、今後は他の国々から今までに
ない厳しいマークがついてくるでしょう。
実際、第一戦に大敗したコスタリカ、あのチーム(国)は最終予選の最後の最
後に出場を決めた いわばあまり強くない国。しかも予選リーグ前の調整を兼ね
た練習試合が中止になってコンディションが整えないままに スペインと対戦。
早々と先制点、2点目を許してから…自身を見失ったのでしょうか相手の望む
撃ち合い( サッカーですから蹴り合いかな)にハマってしまい大敗。
しかし ここから立ち直るのですからエラいものですね。
中南米の国ですから ステバチになってボロボロのサッカーをするのか
と思っていたら 見事 本来の守るサッカーをやってきました。
日本の攻撃陣は以前より点が取れるようになってきましたが、守備重視のカウ
ンター狙いの強いチームとはそんなに経験がないのでしょう。また それをこじ
開けるだけの攻撃陣が強力ではないのかもしれません。ダラダラと引き延ばさ
れて最後は唯一のピンチを守備のミスにつけ入られて失点。
コスタリカの会心の試合でした。
コスタリカは残る2試合、ドイツと日本。どちらも自国より強いが比較して
攻撃力の差で日本の方がペースを握れる と判断したのでしょう。
ドイツ戦は前半失点をしたので もう守備的なサッカーでは勝てません
ので、撃ち合いをしたのですが パワーの差を見せつけられました。
戦前 日本はその国民性から 慎重な見方をしていましたが、やっぱりコスタリカ
はどう見ても勝ち点が稼げる相手でした。
日本はまだ準備が万全でないドイツに奇襲を仕掛けて勝ったようなもので、
1戦と2戦が逆だったら どうだったでしょうか。タラレバではキリがありませ
んが、ワールドカップは年々下位の国のレベルが上がってきているように
思います。また多種多様な国民の構成になっています。
日本は追う立場から 少し追われる、マークされるようになった事も承知して
いかないと 次は 意外に足元をすくわれた、近づいたつもりが大敗した。と嘆
くかも知れませんよ。
以上が私の感想ですが 最後につい 老婆心ながら…と愚痴っぽくなりましたね。
ちなみに私は男でも老婆心で構わないそうです(笑)
悪しからず。