プリシラ物語

☆☆☆

中國功夫よ、叫びたまえ「あの空は何故に青い!!」

2013-12-09 23:53:44 | Weblog

                                                 

                                                       アヒル口の全く可愛くない 「王さん」でも本当は王さんには何の罪もない

罪があるとしたらあの・・・映画を創ろうとした・・・いや、創った・・・まぁ、いいや・・・

実は・・・夜中の3時に・・・彷徨えるメールが遣ってきた・・・おお!王さんからの襲撃か???

いや、違う・・・王さんなんて生易しい人物ではない・・・宇宙人以上の宇宙人からだ!!!

皆様、覚えていらっしゃるでございますでしょうか???あの・・・宇宙人なんて言葉ではすまされない・・・あの人物を・・・!!!

 

そうです、そうです、感の良いお方はお気づきですね???

そうです、ご無沙汰です・・・「不二子ちゃ~ん」でございます!皆様、思い出したでございましょうか!!!!!!

「あんたのブログ見て借りちゃったわよ~ん、E・T!!!」

んん?何だ?E・T?イーテー?

「最近、盛り上がっているわねぇ~ん、プリシラ日記!!!」

んん?何だ?プリシラ日記?中学生日記?

「あんたさ、E・Tの事を随分と叩いていたけど、可愛いじゃなぁ~い」

E・Tではない・・・「王さん」だ!!!それに叩いてない、アヒル口が全く可愛くねぇーと言っただけだ!!

「最後のシーンのあの一言、痺れたわぁ~、あたし、お客様によく言われる一言だわぁ~」

おう、お客様のその一言の意味・・・プリシラさんにはよく理解できる!!

「まぁ、内容はイマイチっていうか~映画ファンを舐めているというかぁ~チープというかぁ~」

本当に観たのだな、不二子さんよ!!!

「でもあのE・Tはナイスね、軽く蹴飛ばせばすぐ壊れるわぁ~」

プリシラさんはE・T・・・いや、「王さん」に怒ったわけではない、あの映画の創り方に怒ったわけだ。確かに、ハラハラドキドキは少ししたけれど・・・何と言うかぁ~全てが単純でセリフも同じような言葉ばかり繰り返しているというか・・・そして・・・盛り上がりもイマイチ・・・つうか何処なんだ?ってな感じでさ・・・「王さん」ももっともっとキモ可愛いくなければいけないと思うし・・・最後も・・・ああ、もういい!!

「王さん」なんてもうどうでもいい!!「王さん」がどうでも良くなるような・・・不二子の言葉が・・・プリシラさんの眠くてダルダルな脳と身体をすっ飛び起こさせるのであった!!!!

 

「あたし、結婚するわ!」うぽー

 なんなんだい?不二子さん?今の言葉、かむあげいん!!

「だから、あたし結婚する事に決めたわ!!」うぽぽー

ここまでは「宇宙人王さんとの遭遇との遭遇」の後の出来事で・・・プリシラさんはただ、ただぽぽーと叫ぶしかなかったのだった

そして、一昨日・・・不二子から電話がかかってきた・・・

「電話代がもったいないから、10分で切るわよっ!」

 そう言いながらいつも軽く1~2時間は電話を切ってくれない、女子にはありがちな行為だ!!ん?不二子は女子か?まぁ、いいか 

                

 

こんな不二子とプリシラさんだけど・・・たまには・・・仕事や生き方や政治や(んん?本当か?)経済に(あん?本当かよ?)ついてなど真剣に話し合う事もある

もちろん、恋愛についても話し合う

 

今、不二子には心の底から信頼をし愛している恋人がいるらしい

その人と来年・・・海外に移住して正式に夫婦になるという

海外では州などによって同性同士の結婚が許されているという

愛し合っていれば結婚に拘らなくてもいいんじゃないか?

不二子に日本にいてほしい、好きな人や家族や仲間は傍にいてほしい、いつも会える事が出来なくても会おうとすれば会う事が出来る・・・そんなプリシラさんの手の届くところにいてほしい

プリシラさんのこの先の人生は出会いはあっても・・・もう別れはいらない、もし別れがあるとしたら・・・それは死ぬ時だと思っている

「プリシラ、人間てね、生きている人生よりも死んでいる人生の方が長いって事を知っている?」

うん、知っているよ

「死んだ後、同じお墓に入りたいのよ、死んでからの人生も彼と一緒にいたいの、その為には同じ戸籍じゃないとダメなのよ」

日本でも、養子縁組とか色々な手段で家族になれるんじゃないの?

「同じ戸籍なら夫婦がいいのよ、正々堂々と誰にでも愛する人です、夫婦ですって言いたいのよ、日本ではまだまだ偏見の目があるからね、あたし達は何を言われてもいいの、でもね、彼の家族を含めて家族がね、可哀想じゃない、うちの母親なんてカミングアウトしたのに未だに孫の顔がなんて話をするんだから、全く、もうー」

不二子の声が真剣でいつもの薄気味悪い裏声ではなく・・・本当の不二子の声で・・・図太いが何故か懐かしく・・・プリシラさんは何も返す言葉がなかった・・・久々に不二子の地声を聞いた、いい声だった

「プリシラ、あんたもそう思える人と一緒にいるのよ、あんた男を見る目が全くないからね、見合いでもしなさい」

ん?何?見合い?見合いでも?

「本当の事を言うと、あたしね、あんたの事が一番心配なのよ」

ん?何?心配?一番心配?

何故に、不二子よ、プリシラさんをそんな目で見ているんだ・・・大丈夫さ、大丈夫!!

プリシラさん、これでも元気満々なのじゃー!!!!!

などと、強がってはみたものの・・・不二子の決心が固い事にプリシラさんは気づいていて・・・何故か・・・

「不二子が来世で男性に生まれ変わってさ、女性の事を愛せる人だったらプリシラさんを好きになってよね」

などと、気味の悪い言葉を吐いてしまって・・・不二子が・・・

「何、気持ち悪い事言ってんのよ、あたしはね、来世も・・・オ・カ・マ!!あんたなんて好きになるわきゃないじゃない!!!」

といつもの薄気味悪い裏声で叫んで・・・自分の吐いた気味の悪い言葉を反省するしかないのであった・・・

 

プリシラさんは元気だよ、うん、いつも元気、食欲モリモリ、相変わらず自作の訳のわからない鼻歌も歌っている、そしてベリーダンスも再開することになって・・・

うふふーそしてねーこの間、ブルース・リーやジェット・リーの素晴らしい武術を観ていたら・・・もう、プリシラさんたらどうにも止まらなくなっちゃって・・・以前から念願の中国武術も習うことにしたんだーでもー見学に行ったらー今のプリシラさんの筋肉では無理っぽいので、今は諦めてー、太極拳を始めることにしたからー!!!

あーぁ、空中回し飛び蹴りをするのが目標なんだけどなぁー、プリシラさんはどこまでも進むよ、だから・・・不二子も・・・自分の決めた道を進みなさいな、不二子が幸せなのが・・・プリシラさんの元気の素のひとつでもあるからねー!!!!!

うしっ!!!やっぱり・・・空中回し飛び蹴りは・・・諦めない・・・ぜってー諦めねぇー!!!!!!!ブルース・リーには負ける気がしねぇ!!

 

んん~やはり怪我の保険・・・入っとこブルース・リーはやはり中国武術の神であるプリシラさんの行き場のない強気な発言がやけに虚しい。

 

                                オネエジャナクテオカマナノ?

 


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