近所のマーケットに・・・不思議な少年が働き始めた。何が不思議かって？？ん～～？何が？と、聞かれれば・・・存在が・・だ。年の頃は２０歳位だろうか？とにかく、「不思議」なのである。まず、言葉使いだ。この、言葉使いは何処かで聞いた事がある。何処だったかなぁ～！あ"～あ"～あ"～新宿２丁目だあ"～～！身のこなしも同じだ。レジが終わりカゴの中にビニール袋を入れてくれた後は両手を前で組み、深々と９０度でお辞儀もしてくれる。声も普通の男子に比べると３オクターブ位、高い！も、もしや・・・しかし、その位で判断してはいけない。人間は外見ではない。いつしか・・私はどんなに混んでいようが、必ず、彼のレジに並ぶようになってしまった。確実に彼もそれに気づいている。そして、決定的瞬間が今夜、起こってしまった！ガラガラの店内。勿論、レジもガラガラだ。そして、私は彼のレジに並んだ。彼は私に微笑んだ。必要以上に親切だ。そして、買った品をビニール袋へ入れていたら、どうしても、ミネラルウォーターだけが袋に収まらない。「すみません、袋を・・」彼はキョトンとしている。「あ、これだけ入らないんですぅ」ミネラルウォーターを見せた。と、その瞬間「いや～ん、すいませ～ん」・・・まさしくだ！本物だ！私は聞かなかったフリをして店内から足早に去った。「今日のプリシラ物語は彼で決まりだ！！」咳をするフリをして、手で口元を隠しニヤニヤしながら呟いたのであった・・・。
これも、本当の話だが・・・私のゲイの友達にクラクラする程のいい男がいる。以前、彼は新宿にある、凄く有名なホテル内の喫茶店で働き始めた。一生懸命、男になり切り頑張っていた。或る日、コーヒーのお替りを頼まれ、カップを持とうとした時、コーヒーポットにお客の腕がぶつかりそうになったそうだ。そして思わず、叫んでしまったらしい・・・「危ないわよっっ」・・・以来、職場で気まずくなり、惜しまれながらも？辞めたそうだ・・・「アタシには暗い場所が似合ってんのよ」と言いながら、アニメの「勇者ライディーン」をカラオケで歌っている後ろ姿を忘れる事が出来ない・・・。
昨日は、デ～トだった。本当だ。ラブラブ
だ。本当だ。決して、女だらけの飲み会ではない。デ～トなわけだから、あんな事
もこんな事
ミエハッテ・・ゴメンチャイ
参った。やっちまった。自分の性格につくづく・・・呆れた。確かに、前々から欲しかった。だからって今日、買わなくても・・・。まるで、センベイでも買うように時計を買ってしまった。余裕があるわけではない。むしろ、ピーピーだ！何が、起きたというんだ！言わせてもらえば・・・何故か、私は自分以外の人のために金をよく使う。言っておくっ！貢ぐ男がいるわけではないっ！貢ぎたくなるようないい男がいたら、紹介してほしい位だっ！ま、貢ぐ規模はかなり最小だが・・・。話を戻す。人のための金というのは、冠婚葬祭を含むのだが、独身の私にとって出る金はあっても入る金がほとんど無い・・・。それを、グチれば、結婚して子を産め！と言われるのがわかっているから何も言わず金を出す事となる。ついでだから言っておくっ！竹野内豊が結婚するまで、私も結婚しない・・・これは、今思いついた事なので真否は自分でもよくわからない・・・。 今日の私には、きっと魔物でも住んでいるのだろう。仕事は上の空だったし（いつも？？）最後の一滴まで飲み干すほど大好きなカレーウドンの汁を白っぽい洋服に垂らしてしまったり、友達に出すメールを母に送ってしまったりと・・・地味に不幸だ。時計は買ってしまったんだし、魔物も私の性格を知ったら直ぐに出て行く事だろう・・・。魔物にそうそう操られるプリシラさんじゃないんです。私、これでも凄いんです・・・（何が？？）
今日の私は意味もなく気分が良かった。暖かかった、という事とただ、何となく・・・という事で、店先で仁王立ち・・・イヤ、レースクィーンばりに立っていた。意味などない。何もしなくても態度がデカイと言われる私だが、道行く人々は私とは目を合わせないように歩いているかに思えた。それで良い。私の事は気にするな！これでも、結構、幸せだ・・・。さて、左前方から、私に近づいて来る怪しい人物は誰じゃ？？？目を合わせてはならぬっ！・・心の中で誰かが叫んだ！私の体は硬まりその時、たまたま見ていた、道向こうの店のタヌキ社長を見つめるハメとなってしまった。ど、どうしよう・・・愛が生まれてしまったら・・・。そんな、想い？とは裏腹に怪しい人物は私の前で止まった。酒臭い・・！何故か、酔っ払い親父に絡まれる事が多い。タヌキ社長を見つめたまま、「またかよ！」と心の中で叫ぼうとした時、「カレーは煮込んであるんだよ」・・・ボソっと私に言い、怪しい人物は去って行った・・・。少しの間、何も考えられなかった。よく見なかったのだが、あれは私の身内か？う～ん、そっか～、カレ～は煮込んであるか～どうして、私の好物を怪しい人物は知っていたのだろう。やっぱ・・・身内だろうか？
明日は、年上の友人Ａちゃんの誕生日である。私の友人の中で一番のお姉さんなのだが、もう、１０年以上もの付き合いになる。今でもそうだが、当時からかなり美人で評判の人だ。有名人でいうと「鈴木京香」。モデル並みのスタイルを持ち、スカウトが来る位歌が上手くて・・神様は不公平だなぁ～と思うほどの「完璧な女」だ。そのＡちゃん、偶然なんだが、私の仕事場周辺に親戚が多く、ちょくちょく顔を出してくれる。そして、その度に、飲みに誘ってくれるのだが・・・私が今まで知り合った女性・・・イヤ男性も含めて・・これ程に・・・酒の強い人を見たことがない！半端じゃない！飲み屋で座った瞬間、とりあえず、生中ビールを一気で飲み干す。この間は生大ビールを二呼吸で飲んでしまった！私が１杯飲むか飲まないかのうちに、３杯は軽く飲んでいると思う。終電ギリギリまで浴びるほど飲み、駅へと向かう。その間にも、酔っ払い２人組（以前は「ＬＬシスターズ」と自分達で名乗っていた）の珍道中は終わらない。大通りが青信号だった。しかし、右方面から、救急車が接近してくる。誰も足を止めようとしていない。救急車もそれがわかったらしく速度を落し始めている。前の人に続いて私も通り過ぎようとした。と、その時だった。友人Ａちゃんが私の腕を掴んだ！足が止まった。私と友人Ａちゃんだけが止まっている。その前を救急車が通り過ぎていく・・・。救急車の外線マイクから「止まってくれてありがとー」と聞こえた。礼を言われたんだ。「都会人は救急車が通っても止まらないんだよね～駄目なんだよ、それじゃ～」酔っ払いの言葉とは思えぬ事を友人Ａちゃんは言った。次の日、その事を話すと「何だっけ？それ？？最近、飲んだ時の記憶がないんだよね～～あ～はっはっはっ！」・・・「完璧な女」ついに・・・引退か？？そんな、友人Ａちゃんと対等に飲めるよう、毎晩３５０ｍｌ缶ビールを１本飲んで鍛えている私は次期・・「完璧な女」・・・のはずがない・・・。ショボ～ン
今日はある物を探しながら色々な場所の整理をしていた。何だか、色んな場所から、色んな物が発掘される。私の小さい頃の写真がどうゆう訳か出てきて、小さい頃私は、名古屋章という俳優に似ていると姉に良く言われていた。ケンカした時など「アキラに似ているんじゃねぇよ」という姉の心ない言葉に傷ついていた頃もある。今は多分、全く似ていないと思うのだが、今日、しみじみと見てみると小さい頃は確かに「名古屋章」だ。いいじゃん！俳優顔って事じゃん？？それから、古臭い母子手帳が出てきた。これは、年代物だ！ページを捲ると、父と母の名が記入されている。当たり前だが・・・やっぱり、私の親は放任主義のあの親だ・・・。次のページは「母となるまでの心がまえ」だが・・・そのページから妊娠初期のページまでが、見事なほど綺麗だ！落書きひとつない。読まなかったんだな！この時点で放任主義の子育てが始まっていたんだな！・・・・・本当にこの母子手帳・・・自分のじゃなかったら、全国の皆様に公開したい位・・・ふざけている・・・『笑える母子手帳」だ・・・。そして母からも聞かされていたが・・・私はへその緒を首に巻きつけて仮死状態で生まれてきたそうだ。母子手帳にも、仮死～蘇生に丸印がしてある。お腹を痛めて生んだ我が子が産声を上げず仮死状態で生まれてきた。母の心の痛みは想像を絶するものだっただろう・・・。目頭が熱くなった・・・。先程、母に電話をし、母子手帳の事を話した。助産婦さんが、足を逆さにして、お尻をパンパンと３０分位叩き続けてくれたそうだ。「私が産声を上げるまで生きた心地がしなかったでしょう？」私は聞いた。・・・・「それどころじゃなかったよ、出産は体力いるし、痛いのなんの・・苦しかったんだから・・・」って・・・おいおい、母よ・・私が産声を上げた時の感動はなかったのかい？「うんうん、泣いたな～って思ったよ」って・・・子は親を選べない・・・どうして、この親から、私みたいな立派な子が生まれてきたのだろう。今日だけは、そう自負させてほしい。明日からはまた、オチャメなプリシラに戻るから・・・。
悪気はなかったんだよぅ～もうじき、１２月だというのに、半そでの人もチラホラと・・・本当に悪気はなかった。確かに、今日は何処もかしこも忙しかった・・いつもより、１時間以上も昼メシが遅かったから、私だって調子が狂ってしまっていたんだよぅ・・・。悪いと思ったから、仕事中だったけど、走って持って行ったじゃないか～。走っている時、堪え切れずに口元を押さえていたもんだから、道行く人たちが皆、心配そうに見ていたんだよぅ～心配はいらないよ、悪いのは私なんだから・・・。ＴＶとかでは、よくある話で・・・しかし、現実に自分がやってしまうとは・・・見た目、ちょっくら派手めな私だけど、人様に迷惑だけはかけちゃいけないっていう、死んだじぃちゃんの遺言だけは守ってきたはずなんだ・・・だから許しておくれよぅ・・・。オマケの味噌汁も美味しかったよ・・・領収書も忙しいのに有難よ・・・なのに・・・無銭飲食をしてしまって・・・・すまない。汗ダラダラの私に向かって「貰ってなかったかい？」って・・・店主よ、しっかりしておくれ！店主の店のトンカツは都内で３本の指に入る位、美味しい事は分かっているんだからさ～。おっと、取材は相変わらず拒否なのは分かっているさ。しかし、いつか「プリシラ物語」で暴露？してやるから覚悟してて頂戴よ・・・。
皆さんは、もう聞いただろうか？先週に発売されたのかな？ダランタランのマツボックリが作詞をして、相方のハマハマハーとシンガーソングライターのウッキーが歌う、アノ歌を・・・！クリスマスソングという事だが、題名から、どうやってクリスマスに結びつくんだろう？・・と関心を持っていた。偶然にも、仕事から帰ってＴＶをつけるとまさしく、ハマハマハーとウッキーが歌い始めようとしていた。バックにはマツボックリの映像も流れている。私は前々からハマハマハーの歌声が好きだった。出したＣＤは全て持っている。興味津々で聞き入った・・・。ハマハマハーは歌が下手だ。しかし、味のある声を持っている・・と思う。そして・・歌は終わった・・・。不覚にも・・・涙が止まらなくなった。大御所の先生方はクダラナイ詩だ・・と言うかもしれない。しかし、私は暖かい詩に思えた。私の幼少時代が貧乏だった訳でもないし、クリスマスに家族で食事に行った記憶もない。特別にダランタランが好きなわけではないのだが・・・最高のクリスマスソングだと思う・・・。暖かい曲と知り合った感動的な夜・・・確かに感動だが・・感動しても腹は減る。２８０ｇも入っている、ビックなポップコーンをほおばりながら、号泣していた事は誰にも言えない・・・。
寒い季節になると、緑とそよ風の街・我が街の駅前には、天まで届きそうな位の大きなクリスマスツリーが・・・・じゃない、たこ焼き屋の屋台が・・・並ぶ！何故だっ！！まぁ、良い。好物だ
