プリシラ物語

☆☆☆

5月24日(日)キラ子さんのバラッド。

2020-05-24 20:06:51 | Weblog

photo by hime

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

浮いた子供の涙が宙へと開く。

2020-05-24 19:25:32 | Weblog
春のうた    草野心平

ほっ まぶしいな
ほっ うれしいな

みずは つるつる
がぜは そよそよ
ケルルン クック
ああいいにおいだ
ケルルン クック

ほっ いぬのふぐりがさいている。
ほっ おおきなくもがうごいてくる。

ケルルン クック
ケルルン クック


小学生の頃、好きだった詞
好きな作家、絵本作家、詩人には必ずファンレター出していた
この草野先生にも出したのだけれど、当時手紙は担任の先生に出してもらっていたので届いたのかは分からないけど、好きだった絵本作家の先生からは返事が来たことだけは覚えている

小学生の頃、1~6年まで作文感想文は小学生プリシラが制覇していて
ある時、作文を県のコンクールに出品の話が出た
ある先生は喜び、そしてある先生が言った
「この作文は子供が書いた文章ではない。誰か大人に書いてもらったんだ」
小学生プリシラには何を言われているのかが分からなかった
記憶が曖昧なのだけど、呼び出されたか電話での会話で
「本人が書いたんだと思いますよ」という母の険しい声を覚えている
結局、イチャモンをつけた先生が権力があったらしくその話は消えた
そしてその時小学生プリシラは泣いた
コンクールへの出品が無くなったからではなくて
自分が書いた物を否定されしかも他の誰かが書いたと言われた悔しさだ

確かに、1度この「プリシラ物語」でも書いたと思うのだけれど
のぶじいが日記を書かせろと駄々をこね、嫌がったのに無理矢理書いてしまい
先生のお言葉で「日記は自分で書きましょう」と書かれてしまった過去はある
あれは、本当のぶじいが全くもう、「わたくしが~」「◯◯でせう」「姉上が~」みたいな書き方もしやがって、もう絶対にわざとだよ、しかものぶじいは、半端無く字が上手、評判の達筆の名人だったから、もう、、、
思い出すだけで、もうのぶじいめっっっーーーーーー😆

閑話休題
小学生プリシラ、泣く
作文を書くと皆が喜んで読んでくれて、賞を取ると凄いねって言ってくれて
勉強は嫌いだったけどさ、
泣いた次の日この草野先生の春のうたを読んで心がほっこりしたな
そしてその頃オジギソウも知って、何故この草には感情があるのだろうと、、、
凄く興味を持って好きになった葉っぱ

久々に出会って、当時のあの涙を思い出した
触れると葉っぱを閉じて下を向いてしまう
あの時、小学生プリシラはこんな感じ、下を向いて泣いたんだ
今なら、受け止められる事柄でも
当時の小学生プリシラには出来なかった
この触れると萎むオジギソウを実際に見て、自分と重ねた

そしてオジギソウに触れてみた、やるよね

閉じて萎んだ、やっぱりね
でも、また開くんだよ
必ず開くんだよ
また開くなら、たまには萎んで泣いてみるのもいいかもね!

オジギソウは確か多年草(間違えてるかも、気になる方は調べて)
もうひと鉢欲しいなぁ

じゃ、またね👋

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする