いばせんせいのブログ

愛車光岡ビュートのこと、趣味のドライブや博物館めぐりのこと、ネクタイのこと、などを書いていきます。

お盆の渋滞を避け、近場の安価観光 茨木市立文化財資料館

2010年08月13日 19時34分34秒 | 旅・ドライブ(大阪府)
近場の安価観光シリーズの続きです。

次は、大阪府茨木市 阪急電車・大阪モノレール南茨木駅周辺を散策、茨木市立文化財資料館です。

南茨木駅周辺は、東奈良遺跡という弥生時代の遺跡があったところで、茨木市立文化財資料館はその遺跡の真上に建っています。

茨木市立文化財資料館の写真
(※このブログの写真は全てクリックをすると拡大表示できます。)

茨木市内の古墳・遺跡から発掘された石器、土器、稲作の石包丁、勾玉、銅鏡、銅鐸から、古墳や墳墓、隠れキリシタンの資料、江戸時代の西国街道、近世の民俗資料、戦争に関することまで、旧石器時代から縄文・弥生・古墳時代~明治・大正・昭和初期まで各時代ごとに実物やパネル、模型などで展示されていました。

館内も広くて、展示数も多く、充実していました。「もっと市外の人にも宣伝すればいいのに」と、ちょっと思いました。

東奈良遺跡から銅鐸と銅鐸の鋳型が発見されたそうで、ここには鋳造の工房があったようです。
その展示は興味深かったです。

この夏休みの期間中、資料館のロビーで、企画展「茨木遺跡発掘調査展」を開催していました。

茨木遺跡は茨木城(1428~1617年にこの地にあった城)の堀とみられているところで、瓦や陶磁器、古銭から、引戸・障子・欄間などの建具も出土し、それらも復元展示されていました。

銅鐸の鋳型(複製)の碑の写真
文化財資料館のすぐ裏手が、東奈良史跡公園で、ここには、銅鐸の鋳型をかたどった碑や、はにわの複製がたくさん並べられてありました。
東奈良史跡公園の写真

史跡公園にある土蔵の写真
↑また、史跡公園の一角には、江戸時代(1789年)に建てられた米蔵が移築されてありました。

文化財資料館の脇にある道標の写真
米蔵の手前(資料館の脇)には(もともとこの地にあったのか移設したのかは分かりませんが)明治時代の道標も建ってありました。

阪急南茨木駅の東口から東へ300mほど。
駐車場は無し。
歩いてすぐのところに、南茨木駅前東駐車場(有料)があります。
毎週火曜日と祝日の翌日が休館日で、茨木市内在住の方は入館無料ですが、市外在住の方が見学をする場合は、入館料:大人200円です。

↓詳しくはこちら
茨木市立文化財資料館のサイトへリンク


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