ビジネス書の出版を目指して、
まずはいままでの人生の振り返りをしてみてます。
気が向いたらおつきあいくださいませ♪
●池袋地下街から渋谷パルコの高級店に異動
海外研修から帰ってきてから、3年目で渋谷パルコに転勤しました。
池袋の地下街から一転優雅なブランド「シャルル・ジョルダン」ショップ
(※いまはありません)に配属になりました。
シャルル・ジョルダンはパルコの一階にオープンしたばかりで、
靴やバッグや高級傘やプレタポルテなど美しい商品がたくさんあり、
商品は平均3万5千円くらいでした。
あこがれいっぱいのお店への配属は嬉しい限りでしたが、
最初は気後れもはなはだしいものでした。
わたしが自分で買ったこともない金額の商品を、
二十歳くらいの女子大生風の女性があっさり決めて買ったり、
昔からのシャルル・ジョルダンファンのお得意様に、
シャルル・ジョルダンについて講義をうけたり、毎日目を白黒させてました。
私はそのころからアトピー性皮膚炎がひどくなってしまい、
お化粧もできない、コンタクトもできない、めがねのさえない店員でしたが、
お店に昔からいる年配の男性が、かわいがってくれていろいろと教えてくれました。
その中人は新田さんといって販売の神様と社内でいわれていました。
なにしろ、お客様がひとことも「買います」っていってなくても
新田さんが「はい、ありがとう」とレジに持っていくと
お客様が機嫌よくお金をはらっているのです。
その新田さんとの出会いのおかげでますます仕事を面白くなりました。
だんだんとお店になじみ、さまざまに想像力を膨らませてお客様と接して、
わたしにもすてきなお得意さまができてきました。
4年目で副店長となり、仕事も面白く、個人売上げも伸びてきました。
阿部静江さんや西武の堤会長の奥様もお得意さまだったんですよ。
●親子でおそろい、8センチヒールが成約
阿部静江さんがずっとはいている8センチヒールの美しい定番の靴があります。
秋に仕入れたものに深いピンクと紫、
おそろいの色と子山羊の皮(キッド)のバッグがありました。
ウィンドディスプレイをまかされていたので、
枯れた感じの流木にディスプレイすることにしました。
「もしかして、おかあさんが紫、娘さんがピンクで、
おそろいで装ってくれたらどんなにすてきな親子かしら」と思い、
普通はピンクと紫の二色というディスプレイはあまりしませんが、
あえて飾ってみました。
ディスプレイをしたその日、一見して親子とわかるすてきな二人が
ウィンドをのぞいていました。立ち止まって気になっている様子。
「お似合いになりそうですね。お試しになりますか?」と声をかけたら、
お母様が、「ええ」とお店に入ってこられました。
ご希望は紫です。
娘さんにも「ご一緒にはいてみませんか?」とピンクを出してみました。
美しい母娘が8センチヒールをはいて、ならんで大きな鏡の前に立ちました。
「こちらがおそろいのバッグです」とお持ちすると
「やっぱり、すてきね」とおっしゃいます。
結局ほかの商品とくらべもせず、色違いで両方お求めになりました。
商品の仕入れから携わっていると、愛しい気持ちがして、
似合って大事に使っていただける方に渡ってほしいと思うものです。
わたしもあまりにもぴったりの素敵なお二人に買っていただけたので、大感激でした。
ちなみに靴が3万6千円、バッグが4万5千円、
おふたりで16万2千円のお買い物です。
一日のお店の目標の半分弱が売れましたので、
副店長の立場としてもほっとしました。
高額品の店はコンスタントに売れるわけではないので
なかなか神経をつかうのです・・・。
読んでいただき、ありがとうございます。
次回は●傘も楽しく販売して国内仕入れ高ナンバーワンで~す
まずはいままでの人生の振り返りをしてみてます。
気が向いたらおつきあいくださいませ♪
●池袋地下街から渋谷パルコの高級店に異動
海外研修から帰ってきてから、3年目で渋谷パルコに転勤しました。
池袋の地下街から一転優雅なブランド「シャルル・ジョルダン」ショップ
(※いまはありません)に配属になりました。
シャルル・ジョルダンはパルコの一階にオープンしたばかりで、
靴やバッグや高級傘やプレタポルテなど美しい商品がたくさんあり、
商品は平均3万5千円くらいでした。
あこがれいっぱいのお店への配属は嬉しい限りでしたが、
最初は気後れもはなはだしいものでした。
わたしが自分で買ったこともない金額の商品を、
二十歳くらいの女子大生風の女性があっさり決めて買ったり、
昔からのシャルル・ジョルダンファンのお得意様に、
シャルル・ジョルダンについて講義をうけたり、毎日目を白黒させてました。
私はそのころからアトピー性皮膚炎がひどくなってしまい、
お化粧もできない、コンタクトもできない、めがねのさえない店員でしたが、
お店に昔からいる年配の男性が、かわいがってくれていろいろと教えてくれました。
その中人は新田さんといって販売の神様と社内でいわれていました。
なにしろ、お客様がひとことも「買います」っていってなくても
新田さんが「はい、ありがとう」とレジに持っていくと
お客様が機嫌よくお金をはらっているのです。
その新田さんとの出会いのおかげでますます仕事を面白くなりました。
だんだんとお店になじみ、さまざまに想像力を膨らませてお客様と接して、
わたしにもすてきなお得意さまができてきました。
4年目で副店長となり、仕事も面白く、個人売上げも伸びてきました。
阿部静江さんや西武の堤会長の奥様もお得意さまだったんですよ。
●親子でおそろい、8センチヒールが成約
阿部静江さんがずっとはいている8センチヒールの美しい定番の靴があります。
秋に仕入れたものに深いピンクと紫、
おそろいの色と子山羊の皮(キッド)のバッグがありました。
ウィンドディスプレイをまかされていたので、
枯れた感じの流木にディスプレイすることにしました。
「もしかして、おかあさんが紫、娘さんがピンクで、
おそろいで装ってくれたらどんなにすてきな親子かしら」と思い、
普通はピンクと紫の二色というディスプレイはあまりしませんが、
あえて飾ってみました。
ディスプレイをしたその日、一見して親子とわかるすてきな二人が
ウィンドをのぞいていました。立ち止まって気になっている様子。
「お似合いになりそうですね。お試しになりますか?」と声をかけたら、
お母様が、「ええ」とお店に入ってこられました。
ご希望は紫です。
娘さんにも「ご一緒にはいてみませんか?」とピンクを出してみました。
美しい母娘が8センチヒールをはいて、ならんで大きな鏡の前に立ちました。
「こちらがおそろいのバッグです」とお持ちすると
「やっぱり、すてきね」とおっしゃいます。
結局ほかの商品とくらべもせず、色違いで両方お求めになりました。
商品の仕入れから携わっていると、愛しい気持ちがして、
似合って大事に使っていただける方に渡ってほしいと思うものです。
わたしもあまりにもぴったりの素敵なお二人に買っていただけたので、大感激でした。
ちなみに靴が3万6千円、バッグが4万5千円、
おふたりで16万2千円のお買い物です。
一日のお店の目標の半分弱が売れましたので、
副店長の立場としてもほっとしました。
高額品の店はコンスタントに売れるわけではないので
なかなか神経をつかうのです・・・。
読んでいただき、ありがとうございます。
次回は●傘も楽しく販売して国内仕入れ高ナンバーワンで~す
次も楽しみにしていま~す。
続きも接客ねたです
ちっともイヤミない接し方は、
こんな経験の上にあるんだね。
なっとく。
ありがとう