ギター作り何日目かすっかり忘れましたが、 先日もジャックの工房にお邪魔して続きをやってきました。
今回は前回接着したバック板を2.5mmくらいにし、
だいたいの形に電のこでカットしたあと、
ブレイシングを接着する作業を教わりました。
ついでにバインディングも選びました。
サイドバックはシルキーオーク、オレンジがかったバンビっぽいぶちの美しい木目です
トップはイングルマン・スプルース。
型は小型のDitsonで、形材ともイージープレイ、持ち運びもしやすく
とっても楽しみです。
結果バインディングはインディアンローズウッドにしました。
わたしの既に持っているジャック・スピラ・ギターのJS-1のバインディングと一緒です。
黒っぽくてコントラストがぴりっと出るのでとてもいいなと思っています。
さてバック板をやすりのマシンで均等にしたあとに、 小さいマシンでやすりがけをし、
次に中央の補強の板を接着、板の角をけずってやすりがけをして丸く仕上げます。
この段階ではまだバックの板は平らです。
ギターのバック板は少し真ん中がふくらんで丸みをおびているのですが、
そのカーブの部分のブレイシングをどうやってつくるのかがとっても不思議だったのです。
作業台に設置してある何でも万力(とわたしはひそかに呼んです)に
細い木を挟んでプッシュ!してぎゅ〜っと抑えます。
私は力がなくてプッシュしきれませんでしたが。
木の両はじは万力から3〜4ミリほど出てます。
これを万力とまっすぐになるようにかんなでけずります。
万力からはずすとこんな風にカーブがついてます。
そしてこのカーブしている面がバックの材への接着面になります。
この4本のカーブしたブレイシングは真ん中のものと直角に交差して接着するので、
最初に4本をだいたい均等にならべて (サウンドホールのあたりはちょっと広め)
「もしハッピーだったら」とジャックはよく言いますが
真ん中の棒に印をつけて、交差する部分をノミでカットします。
その後ジャックがお皿と呼んでいた、真ん中がくぼんだ丸いボードにバック板を設置、
作った四本のブレイシングを中央と直角にしながら接着します。
グルーが乾くとバックが見事カーブになっているんでしょうね。
こうやってバックは丸くなっていたんだ〜と納得!
夫せっきーはバインディングの続き。
前回紐でぐるぐる巻にしようとして、摩擦で負傷したので、
今回は紐ではなくてテープで接着してみました。うまくいったみたいです。
バインディングが終わって次はネックだそうです。
わたしより2、3歩先に進んでいるので先輩がいて心強いです。
バインディング難しそうだな〜。
音が出るのも楽しみですが この作ってるプロセスがとっても楽しいです〜♪
いつもほんとにありがとう ジャック先生!