ちゃぶ台で日記  

ぽつぽつと、ときどきなにっきです

餌やりさんの猫 避妊手術終了

2012-07-30 | おはなし
いちご&りんご 最期のほうの写真   ずっとずっとなかよし

いちご6㎏ちかく りんご2㎏になっちゃった


あいかわらずおひさしぶりです、遊びに来て下さったみなさんありがとうございます。

近所の餌やりさんの外猫たち、女の子の避妊手術が全員終わりました。

最後の女の子は賢くて警戒心が強く、なかなか近寄ってきませんでした。
餌やりさんに、「メスだけでも全頭避妊手術しなければ、あっという間に増えてしまう」事を何度も説明しました。
「うちが増やしたわけじゃない」、「餌やらなきゃいいんでしょ」とか言葉も頂きましたが、餌やりさんはだいたい同じ事を言うので、何度もお話しました。
結果、最後の女の子は餌やりさんが自費で避妊手術してくれました。


たぶん2000年に、現在の家に引っ越してきました。
なので、とりあえず2001年以降の猫たちのメモです。


2001年
きじ     女の子   手術(出産後)   とら母さん   餌やりM宅放棄
きじ     女の子  手術(+堕胎)  家 とらこ          〃
きじ     男の子  手術      家 とらたろう        〃   
きじ     男の子  手術      家 とらじろう        〃
きじ     女の子  手術+各種治療 家 もも (とら母さんの子)  〃
きじ     男の子  里親             〃       〃
きじ     男の子  里親             〃       〃 
きじ     男の子  里親             〃       〃
きじ     女の子  里親             〃       〃
きじ     女の子  里親             〃       〃
黒白     男の子  里親  
淡シマ    女の子  里親
三毛     女の子  手術      家 きんちゃん

2002年
三毛     女の子  手術リリース   みけこのお母さん
三毛     女の子  手術 2012家    みけこ
犬      女の子  治療      家 2006亡

2003年
きじ白    男の子  手術      家 だいきち
黒白     女の子  手術リリース    そうちゃん

2004年
白      女の子  手術      家 もぴ    餌やりT宅放置
茶とら    男の子  治療(FIP)    家 ばんちょう 2006亡

2005年
淡三毛    女の子  手術      家 うめ

2006年
黒      女の子  手術      家 黒チビ この年より餌やりO宅より (親子)
黒      女の子  手術      家 のり  黒チビの子     
グレーしま  女の子  手術      家 たま   〃
きじ     男の子  手術      家 ごま   〃

2007年
グレー    男の子  里親        ほたる
グレーさび  女の子  里親        さくら
グレーさび  女の子  里親        ひな
淡三毛    女の子  治療(片眼)   家 あられ
サビ長毛   女の子  手術リリース

2008年
グレー    男の子  里親        かおる
グレー    男の子  治療 死亡
黒      男の子  治療 死亡     わかば
黒      男の子  治療 預かり里親  たかちゃん
黒      男の子  里親        まめたろう
黒      女の子  里親+治療     かのこ
黒      男の子  里親+治療     まめさぶろう    
サビ     女の子  里親        あずき
茶白     女の子  里親        ひよこ
白茶中毛   女の子  治療      家 もなか
白茶     男の子  里親        ちまき
グレー中毛  女の子  治療(片眼)   家 くるみ

2009年
きじ白    男の子  死亡
三毛     女の子  死亡
黒白     女の子  死亡        はな
淡三毛    女の子  里親        こうめ
グレーさび  女の子  里親        すもも
グレー    男の子  里親        らいむ
グレー    男の子  里親        れもん
茶とら    女の子  里親        かりん     
きじ白    男の子  里親        なつめ
グレー長毛  女の子  里親+治療     みるく
グレー    女の子  死亡        すみれ
黒      女の子  手術 里親     ゆり
黒しま    女の子  手術 里親     らん

2010年
グレー    男の子  手術 里親     あおい
グレー    男の子  手術      家 しのぶ
グレー    女の子  手術リリース    グレー母さん     
黒      男の子  里親        ふたば
グレー長毛  男の子  里親        みつば
グレー    男の子  里親        よつば
さび     女の子  里親        こむぎ

2011年
黒白     男の子  里親        ちびっこ
グレー    男の子  里親        なずな
グレー長毛  男の子  里親        すずな
きじ     男の子  里親        れんげ
きじ白    女の子  里親+治療     あやめ 
サビ     女の子  手術 2012家    さびこ

2012年
グレー    女の子  出産後手術     グレ子  
グレー白   男の子  死亡        チップ
グレー    男の子  里親+治療     チョップ
グレー    女の子  里親        チロル
グレー    女の子  里親        マーブル
グレー    女の子  里親        チョコ


保護時期が重なったり短命だったり、避妊手術だけだったりの場合、バタバタしてるので抜けてる子もいると思います。
また、犬は、はな、ふくちゃん、はる、が近所から保護しました。
あき、ふうちゃん、ゆいは遠くから保護しました。


とりあえず、一段落。
ほっとしました。

餌やりさんに懐いてる猫を捕獲するのは、大変です。
最初の女の子だけでも、避妊手術すれば、増えません。
40匹でも50匹でも最期まで面倒見れる、増やしても地域に流出させない迷惑かけない、覚悟と自信と愛情があるのでしたら、何も言いません。

増やして責任取れないなら、最初に避妊手術をしてあげて欲しいです。

可愛がって、
増やして、
厄介になって、
見捨てられて。

猫が、かわいそうです。


そして
ほんとうにたくさんの方に支えられてきました。
猫たちを家族の一員にと望んで下さった方
里親になって下さった方
見守って下さった方
困っている時に手を差し延べて下さった方
心配して支援して下さった方

みんなみんな、本当に感謝です。
みなさんがいて下さったから、この子たちは幸せになれました。

心から、ありがとうございます。



我が家はいつも通り、なんとかみんなで暮らしてます。
さびこを家に入れ、家猫になってもらえるようがんばってもらってます。

さびこです

甘ったれちゃんです
家でのんびり暮らしてます、が常に脱走のチャンスはねらってます







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子猫預かりました

2011-06-14 | おはなし
「はじめまして、よろしくおねがいしましゅ」

「女の子でしゅ」


ケージ暮らしです

「ひとりでごはん食べてましゅ。ちょっとさみしいでしゅ」



「ほんとはとってもさみしいでしゅ。あそんでくだしゃい」


猫が繋げてくれたご縁で仲良くなった、近所にお住まいの西村さんが偶然見つけ保護した子猫です。
ご夫婦で地域の外猫たちのお世話をされています。
病院へ連れて行き、治療したり避妊手術したり。
病気の子も、怪我をした子も、餌やりさんが見捨てた子も、懐かない子も、愛情深く救いの手を差し伸べています。
ご自分達の楽しみより、猫たちの命や暮らしを案じて日々お世話されています。
避妊後も自宅へ引き取ったり、元の場所へ戻しても食事や予防医療に治療などの面倒も看ています。
関わったからには責任があるから、と真摯な真心で猫たちに愛情を注いで下さっています。

今回の子猫は我が家で預かる事になりました。
預かりに際して、「世話を掛けてしまうのに無責任に渡す訳にはいかない、食事や医療費はきちんと出します」と、申し出て下さいました。
世間では、預け先を見つけると、厄介払いしたかのように、その後は連絡無しの関心無し、の見つけただけの保護主さんのほうが多いです。
ご夫妻のお気持ちが、とても暖かく、大人で、少し疲れていた私の心に染み入りました。
会うといつも色々なお話をして下さり、楽しかったり勉強になったり。
話が尽きる事がなくて時間を忘れてしまいます、いつもありがとうございます。

連絡をいただき、まずはゆっくりお風呂に入れました。
目ヤニや鼻汁が茶黒く固まり、目鼻周りをガチガチに固めていました。
目が見えなくなっているのかと心配しましたが、お風呂でゆっくり顔周りも洗うと、かたまりが少しずつ取れました。
目鼻周辺の毛と地肌にしっかりくっついていたので、剥がれると毛も取れました。
地肌は炎症を起こしてましたが、化膿してなかったので少し安心しました。
前足も怪我のような血膿の茶黒いかたまりかと心配していたら、お風呂で取れ目ヤニ等のかたまりでした。
ノミとシラミがいました。

お風呂の後、動物病院へ行きました。
体重は550g、軽い脱水と栄養失調、風邪です。
外部寄生虫をやっつけるレボリューションをつけてもらいました。
風邪を引いているので、風邪薬+インターフェロン入り目薬を処方してもらいました。
うんち検査でコクシジウムが出たので、コクシジウム駆虫薬+胃の保護剤も処方してもらいました。
一応ドロンタール錠(内部寄生虫駆虫薬)も処方してもらいました。

我が家での感染を心配して、エイズ白血病の検査もして頂きました。
結果は陰性で、一安心です。
また、猫部屋で同居になるグレー母さんへも心配してくれ、レボリューションも頂きました。

西村さんから子猫へ+我が家の子達へ
子猫ごはんいっぱい+お薬などなど


風邪薬、お腹の保護薬、コクシジウム駆虫薬、目薬、のお薬セット


お世話を掛けてしまうから、と我が家の子達にプレゼントまで 


猫缶いっぱい

みんなで美味しく食べてます、ごちそうさまです


ごはんをいっぱい食べて、お薬を飲んで、暖かくして、風邪とコクシジウムをやっつけます。
今は風邪もだいぶ良くなってきました。
お顔の毛が生えればとっても可愛い女の子になります。


ちびっこ、仮の名前は「あやめ」にしようかと思います。

これから元気になって、新しいご家族を探したいと思います。


生涯可愛がって下さる、心優しい方に巡り会えますよう<(_ _)>


よろしければ、あやめの幸せを見守ってあげて下さい<(_ _)>





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外飼いの危険について  

2010-12-24 | おはなし
すももの里親様へ

どうか最初のお約束、
「お外は危ないです、室内で暮らさせてあげて下さい」
を、すももの幸せのために、お守りください。

そちらのブログにコメントを書きましたが反映されていませんでした。
何か不都合でもありましたでしょうか。
また、一時的にですが、コメント機能が削除されていました。

すももの外飼いについて、これは変えられない、と云う事でしょうか。
きっとお家に入れると、すももの精神状態がとても悪くなってしまうのですね。

なぜ、すももがそこまでストレスを持っているのでしょうか。
突然、新しく来た子を嫌いになったのですか。
ブログにお書きになっていたように、トライアルの時から分かっていた事ではありませんか。

今きっと、すもものストレスから来る行動が、里親様にはとてもつらい状況なのですね。
もう外に出すしか選択肢は無い、と思い込んでしまうくらい疲れ果て、視野が狭くなっているのだと思います。

私もそうですが、全国で何千何万と犬や猫の保護をしている人は、最初から懐いて楽に保護活動をしている訳ではありません。
愛されずに飼われていたり、人との付き合い方を知らなかったり、人間不信になっていたり。
また、犬同士猫同士の付き合いが出来ない子もいます。

たった1匹保護するのも、みんな境遇や性格が違うので、その子に合わせて日々試行錯誤しています。
その子に安心して暮らしてもらうまで、根気よく毎日を付き合います。

保護活動している人は、毎日試行錯誤の繰り返しです。
人間が傷だらけ血だらけになる事も日常的にあります。
色んな事を試し、情報を頂き、諦めないで向き合う努力の繰り返しです。

人間が努力しないで、誰がするのですか。


今の状況をどうしたらよくなるか。
私の言葉がお嫌でしたら
埼玉で活動されている保護団体(ペット里親会様等)や、二番目の子の保護主様など、猫に携わっている方は大勢いらっしゃいます。
動物行動療法を学んでいる方(獣医師等)、ペット(生体)に携わる仕事の方もたくさんの知識や経験をお持ちです。
ぜひ、納得の行くまでご相談されて下さい。

人間が環境や対応を変え試してみる事で、より好い暮らし方や関係になれます。



見たことはありませんか。

車に撥ねられ、死んだ猫

汚れて毛がボサボサの猫

目ヤニ、鼻水、よだれが出ている病気の猫

ケガをしている猫

ガリガリに痩せた猫

「行方不明、猫を探しています」というポスターやネットの記事


車やバイクなどによる交通事故死。
寄生虫や感染症(猫エイズ等)を罹患し病気、そして死。
猫同士の喧嘩や、人間からの被害(直接の危害や、農薬、殺虫剤殺鼠剤の間接摂取による事故死中毒死)
猫は音や物、人に驚くとパニックになる場合が多々あります、そのまま放浪して行き、行方不明。

これらは、最悪の最期の迎え方です。

これらを想像出来る方は、脱走予防をし、外へは出しません。



こうなって欲しくないから、外飼いはお止め下さいと、お話しているのです。


今日お外で何事もなく無事なのは、たまたまです。

明日も何年も無事でも、それはたまたまの幸運が続いたからです。

「たまたまの幸運」に頼らないで下さい。


あなたは、すももの親なのです。

子の安全が、最優先ではありませんか?


ここまで書きたくありませんでした。
こんな事くらい、容易に想像出来る方だと思っていました。

なぜなら、「里親募集」でご応募して来た方だから。


すももの里親様のブログに、ペットフードの添加物についての記事がありましたね。
食品添加物やペットフードの原料について、今時は知らない方のほうが少ないと思います。
レイチェルカーソンの「沈黙の春」くらい読まれてますよね。
世界的に有名で、だいぶ古い本です。
私が小学生の頃には、母親から食品添加物の危険性や副作用による障害児の出生資料、そういった書籍を教えられてきました。

そもそもキャットフードは、ドックフードのコピーです。
ドッグフードがなぜ出来たか。
欧米人が航海に使役犬を連れて行く時、安くて腐らない「エサ」が必要だったからです。
これが便利で受けたので、一般に普及し、猫版も販売されるようになったのです。

人間が「遺伝子組み換え」食物を気にしていますが、そんなレベルではありません。
ヒトの食品衛生法では考えられない扱いです。
何十年改良しても「コスト(原価)や売価」を上げれば利益は減り儲からないので、進歩した添加物と機械と作業工程で補っています。
肉食の猫のドライフード主原料は肉でしょうか。
殆どはトウモロコシ、麦(小麦大麦)や米等の穀物ですね。(中にはイノーバエボ等、肉魚主原料の製品もあります)
カラフルなドライフードに、天然着色料を使っていますか。
ドライフードを食べた後よく水を飲むのは乾燥しているだけではありません、塩が添加されているからです。
水分保持剤、防カビ剤、粘結剤、抗酸化剤(エトキシキン等)が良くない事も、当然ご存知ですよね。
だから、濾過機能を持つ腎臓に障害が起き易く尿路結石や腎不全が増えているのです。

(勿論中にはペットの健康を誠実に考えたフードを製造している会社も色々あります)


いままで関心のある里親様には、書籍やサイトをご紹介しています。
農林水産消費安全技術センター 飼料関係
http://www.famic.go.jp/ffis/feed/index.html

農林水産省動物医薬品検査所 副作用情報 全国の動物病院で起きた副作用の報告です
http://www.maff.go.jp/nval/
本年度の副作用報告はこちらです   http://www.nval.go.jp/asp/se_search.asp

愛知県衛生研究所 食品添加物について易しい言葉で書かれています

http://www.pref.aichi.jp/eiseiken/3f/chemistry.html

臨床獣医師のための情報フォーラム 様々な疾患や薬品が勉強出来ます

http://www.ne.jp/asahi/takeuchi-vet/bamboo/index.html

食生活について聞かれる事もあります。
須崎恭彦先生や本村伸子先生の本などは、ごはんについて読みやすく、お勧めしています。
私自身、友人の獣医さんに海外の専門書や読み易い市販の書籍など紹介してもらっていました。
(T先生、またみんなで坦々麺食べに行きましょう)


この程度の事は、とても簡単に入手出来る情報です。

これは努力のうちに入りません。
知識でもありません。
情報の又聞き、程度です。

これらをどう使うか、何に生かすか。
日々の暮らしで大切なのは、耳障りの好い、格好良い言葉ではありません。
毎日の行動です。
それが努力です。
地味で、つまらなくて、面倒くさくて、
その積み重ねが今のご自分のお部屋であり、人付き合いであり、家族であり、仕事であり、ご自身の体調や心です。

私は、千万の言葉より、行動に価値があると思います。

誰かが言った格好いい言葉は、誰かのものです。
借り物の言葉を自分の物にするには、努力しなければ、借り物のままです。

かわいいすもものために、何か始めて下さい。



今年も我が家のご近所の方は、猫にごはんだけ与えて、増やしています。
「目ヤニが酷くて風邪みたい、可哀そうねぇ」と言っていました。
5~6匹くらいまた増やしているようです。
来春には親子で出産するかと想像すると、猫達の将来に気持ちが真っ暗になります。

後日夫が出勤し家を出たと思ったら、慌てて戻ってきました。
「何とか捕まえてやってくれ」と、見つけた子猫は両目が目ヤニでぐちゃぐちゃでした。
色々試していますが、殆ど見えない状態なのにまったく捕まりません。
あの子は、明日の朝も生きているだろうか。
今日も何とか試してみます。

こんな、つまらなくて、やるせなくて、「馬鹿じゃないの」と思われるような、ものずきな事を日々しています。
何もしないより、好きだから


悲しい最期を迎える犬や猫が、1匹でも減りますように






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猫を連れて帰ると云う事

2009-04-26 | おはなし
「こうめです、うまうま♪」


このblogはweb上の日記なので、他人が見ても自分が見てもあんまり重くならないよう、後で見ても写真がかわいいなくらいのつもりで書いていました。



emiさまコメントありがとうございます、こちらの内容を返信と思ってご覧下さい。<(_ _)>


赤ちゃん猫の早逝にお心を痛めたemiさま、とっても優しい方なんですね。
お母さんの傍のほうが生きられたかも、せめて同じ亡くなるならお母さん猫と一緒のほうが幸せかも。

そうかもしれません、お母さん猫との暮らしのほうがよかったかもしれません。
どちらが仔猫にとって幸せだったか、私にはわかりません。

emiさまの優しいお気持ち、もしよかったら助けを必要としている猫達に差し延べてあげて下さい。
街中の猫達、車やバイク、自転車、感染症、様々な病気や怪我の可能性があります。
ですが、栄養たっぷりのごはん、適切な治療は人間からしか受けられません。
ほんの少しの手間ひまを、困っている猫達に差し伸べてあげると、emiさまのお心も癒されるかと思います。
保健所では、毎年何十万頭も人間が捨て、持ち込み、殺しています。
どうか1匹でも、暖かいお心で包んであげて下さる事をお祈りしています。
その過程で、いつかemiさまの答えが見えて来るかもしれません。



今まで、毎日毎月ではありませんが色んな境遇の犬猫たちに出会いました。

産まれたてでコンビニのビニール袋に入れて捨てられてた赤ちゃん犬。
捨てゴールデン、ハスキー、シェパード、キャバリア、マルチーズ。
車に撥ねられても一所懸命さ迷っていた捨て犬。
年老いて自分の歩く方向も定まらない捨て犬。
ひもじくても他の人には警戒して捕まらなかったのに、散歩中たまたま出会って我が家までついてきた捨て犬。

仔猫の時期だけ可愛がって、育ったから見捨てられた猫たち。
箱に入って捨てられた仔猫。
怪我した大人猫。
夏の暑い日、産まれたてで胎盤と一緒に道端に落ちていた赤ちゃん猫、この子達のまだ開いてない耳、まぶた、鼻の穴と口の中には細長い虫の卵がびっしりと産み付けられていました。
干物みたいに干からびた仔猫。
病気(ウイルス)で片目になった仔猫。
下痢の止まらない仔猫。
ノミ、ダニ、シラミだらけの仔猫。
車に轢かれ、頭は脳漿、眼球が飛び出し体の皮も破れ中身が飛び散った大人猫、仔猫たち。
飢えか病気か、道端で力尽き死んでいる大人猫、子猫たち。

出会ってしまったら、必死に連れて帰りやれるだけの事をしています。
その姿が悲しくて、泣きながら連れて帰った事もあります。

私に出来る事はほとんど無いけれど、誰からも無視されて息絶えるよりは、せめて一緒にいるよ、見放さないよ、と思っています。


今回のこうめ達は、猫避け対策がしてあるご近所の敷地の隙間で産んでいました。
安全な場所ではありませんでした。
一番の恐怖は人間です、親猫は安心できる場所を求めて何度も宿替えします。
引越しの度に、仔猫は弱ったり置いてけぼりになったりもします。
育たないと判断された仔猫は、育児放棄されたり親猫が食べたりします。

親猫自身も毎日お腹いっぱい栄養たっぷりのごはんを食べている訳ではありません。
お外の猫達には、安心して子育て出来るベッドもありません。

自分の乏しい経験から、お外で生まれた仔猫はこれからも出来る限り、続けられる限り連れて帰ります。
大人猫の避妊手術も、今までどうりこつこつ続けます。


祖父母や親が犬たち猫たちと一緒に暮らしていました。
物心ついた頃には色々な生き物と一緒に暮らしていました。
小学生になると、同級生と一緒に野良仔猫の新しいご家族を探していました。

そう云う事をしているとたまに、「いいヒトね」と言われました。
いいヒトね、と言った同級生はその後「かわいそうな仔猫がいる」と相談に来ました。
その猫は新しいお家が見つからず皆、波のように引いていきました。
親に了解をもらい我が家で暮らしました。
我が家には猫達が十数匹、一緒に暮らしていました。

「いいひとね」は、「(その人の厄介事にとって都合の)いいひとね」という意味なんだと小学生の時に認識しました。

私は「いいひと」ではありません。
犬猫だけ命を救って、牛豚鶏は食べてます。
野菜も食べます。
植物は刺激を与えると生体電流が乱れるそうです、と云う事は切ったら痛いんじゃないでしょうか。

命を奪い続けて生きているのに、善い行いをしているとは思いません。

39才、人付き合いが下手くそな、ただのものずきです。







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いろいろ

2008-03-27 | おはなし
夜9時頃、小学生の女の子二人が訪ねて来ました。
「おうちの猫ですか?」と言って見せてくれたのはキャリーケースに
入った大人の猫。
とても懐いてかわいそうだから捕まえたと言っていました。

「うちの猫じゃないよ」と伝えると、「どうしたらいいですか」「かわいそう、どうしよう」「面倒見てもらえませんか」「うちじゃ飼えない」など色々話してきました。
二人の質問に答えても、なかなか帰りません。
なんかへんだな?と思うと、そういえば夜の9時に知らない家に来る事。
見かける顔の子じゃない事。
近所の子ども達は「はるの母さん」と呼んでいて、「(苗字)さん」と呼ぶ子は聞いたことが無い事。

ああ、そうか。大人がうちに寄越したんだ。
そう考えると二人の女の子の話の内容がよく飲み込めました。

どちらの女の子にもお父さんとお母さんがいるようなので、
「それぞれおうちに帰って、よくよく家族のひととお話してね」
「猫はこのままじゃトイレも出来なくって病気になっちゃうと可哀そうだね、おうちの人とどうしたら良いかお話してね」と言いました。
それでもしばらく帰りませんでしたが、「猫が何匹いるの?」と聞かれ「猫は20匹いるよ、家族だから大事だよ」と答えるとびっくりした顔で「ご飯代とか病院とか大変だね!」と言ってすぐに帰って行きました。

近所の子どもたちは犬の散歩について来て色んな話をしながら歩きます。
犬の事、猫の事、学校の事、子どもたちの遊びやお悩み。
その中で「何匹いるの?」と聞かれ答えると、びっくりしたりお金の心配をしてくれたりします。
子どもたちが犬や猫を拾って「はるの母さん家に持って行こう」と一人が言うと、「いっぱいいて大変だからだめだよ」と別の子が言います。


大人の方も日常会話のついでに、聞かれると我が家の事も少し話します。
「私も動物好きなのよ、大変でしょ、偉いわねえ」等言われたりします。
そう言う方は、しばらく経つと「かわいそうな犬(猫)がいるんだけど、面倒見て」と我が家に来ます。
保護出来ない理由を延々話し、「かわいそう」を連呼し、私が引き受けると、すぐに置いていきます。
中には「捕獲もお願い」と、状態の確認も初期治療も、「可哀想な子」の為への労力を、一切使う考えの無い方も多々います。
ほぼそれきり、音沙汰なしです。


二人の子ども達が帰った翌週、ポストに「おたくの猫じゃありませんか?保護してます」とメモが入っていました。
我が家の犬猫の家出を心配して下さる気持ちは本当にありがたいのですが、それは口実で引取りの依頼なんだ、と明らかに分かった場合は寂しいような悲しい気持ちになります。

ずっと、繰り返しです。
でも、最初に一緒にお散歩し遊んだ子達はもう成人して家庭を持っています。
少なくても一緒に散歩した子ども達は分かってくれます。

外猫の厳しさ、捨てる人間、拾う覚悟と責任、そして他者への思い遣りと愛情。
子ども達が分かってくれているのは嬉しい事です。

私は、特別大変でもなく、偉くもなく、家族だから一緒に暮らしてます。
それだけです