そもそも食べることが面倒くさいので、食べるものを作ることはそれに輪をかけて面倒くさいのです。
電池交換で生きられたらどんなにいいだろうかとは常々思う所です。
最近は食べるのはおろかきちんと座るのも口を開くのも面倒くさいという始末で、そのうち呼吸するのも面倒くさくなるのかなあ。
それはさておき
映画『マペッツ』は5月19日封切りでございますか。どうせならジム・ヘンソンの命日である16日公開にすればよかったのに。
マペットといえばジム・ヘンソンでありジム・ヘンソンといえばマペットなわけですが、ヘンソンさんが生み出した数々のマペットの中でも最も有名なのはこのかたでございましょう。
ヘルベルト・ブロムシュテット
おっと間違えた
カエルのカーミットでございます。
「マペット・ショー」のレギュラー出演者であるカーミット、当然映画版の『マペッツ』の方にも顔を出しているようです。しかしワタクシにとってカーミットといえば、大人向け長寿番組のホストではございません。ワタクシの知るカーミットは、中折れ帽子にトレンチコート姿のレポーターであり、優しくまろやかな声でAfrican AlphabetやThis Frogといった、時には渋く時にはゴキゲンな歌を口ずさむ名シンガーであり、グローバーやカウント伯といった超絶マイペースな面々によって翻弄される常識人であり、要するに「セサミストリート」の看板マペットとしてのカーミットでございます。
Sesame Street: African Alphabet
ところが。
ワタクシが少なからずショックを受けたことには、現在アメリカで放送されている「セサミストリート」にはカーミットが登場しないというのでございます。何でも、ディズニーがジム・ヘンソン・カンパニーから「マペット・ショー」およびそこに登場するマペットたちを買収したため、セサミの制作会社であるCTW(Children's Television Workshop)は、今やディズニーキャラとなったカーミットを番組に登場させることができないのだとか。
ふざけんなディズニー!!
と一人吠えてはみたものの。
そもそもディズニーによる「マペット・ショー」買収以前に、CTWがセサミに登場するマペットたちの使用権をジム・ヘンソン・カンパニーから買い取った折、その移籍マペットたちの中にカーミットが含まれていなかったというのが今の事態に繋がっているようです。レギュラーマペットたちの中でなぜカーミットだけが買収契約から外されたのかは分かりませんが、おそらくは彼が「セサミ」のみならず「マペット・ショー」においても看板スターであることが問題だったのでありましょう。
とにかく、CTWにはカーミットを自陣に引き入れる機会があったのに逃してしまったという経緯が存在するのであり、単純に「ディズニーがカーミットを金で囲いやがった」という話ではない.....のかもしれません。
そうは言っても、ディズニーキャラになってしまったカーミットというのは、なんだか寂しいのでございますよ。あちらではディズニーランドにカーミットグッズが並んだりしているのかしらん。ヘンソンさんが生きていたら何とおっしゃるやら。
寂しいといえば、実写の俳優と、フルCGで作られた生物との共演など珍しくもない今日、もはや『ラビリンス 魔王の迷宮』や『ジム・ヘンソンのストーリーテラー』のようにマペット大活躍のファンタジー作品なんて作られる事はないのでしょうね。あの「リアル」と「つくりごと」のワクワクするようなバランスが、ワタクシはたいへん好きだったのですが。
電池交換で生きられたらどんなにいいだろうかとは常々思う所です。
最近は食べるのはおろかきちんと座るのも口を開くのも面倒くさいという始末で、そのうち呼吸するのも面倒くさくなるのかなあ。
それはさておき
映画『マペッツ』は5月19日封切りでございますか。どうせならジム・ヘンソンの命日である16日公開にすればよかったのに。
マペットといえばジム・ヘンソンでありジム・ヘンソンといえばマペットなわけですが、ヘンソンさんが生み出した数々のマペットの中でも最も有名なのはこのかたでございましょう。
ヘルベルト・ブロムシュテット
おっと間違えた
カエルのカーミットでございます。
「マペット・ショー」のレギュラー出演者であるカーミット、当然映画版の『マペッツ』の方にも顔を出しているようです。しかしワタクシにとってカーミットといえば、大人向け長寿番組のホストではございません。ワタクシの知るカーミットは、中折れ帽子にトレンチコート姿のレポーターであり、優しくまろやかな声でAfrican AlphabetやThis Frogといった、時には渋く時にはゴキゲンな歌を口ずさむ名シンガーであり、グローバーやカウント伯といった超絶マイペースな面々によって翻弄される常識人であり、要するに「セサミストリート」の看板マペットとしてのカーミットでございます。
Sesame Street: African Alphabet
ところが。
ワタクシが少なからずショックを受けたことには、現在アメリカで放送されている「セサミストリート」にはカーミットが登場しないというのでございます。何でも、ディズニーがジム・ヘンソン・カンパニーから「マペット・ショー」およびそこに登場するマペットたちを買収したため、セサミの制作会社であるCTW(Children's Television Workshop)は、今やディズニーキャラとなったカーミットを番組に登場させることができないのだとか。
ふざけんなディズニー!!
と一人吠えてはみたものの。
そもそもディズニーによる「マペット・ショー」買収以前に、CTWがセサミに登場するマペットたちの使用権をジム・ヘンソン・カンパニーから買い取った折、その移籍マペットたちの中にカーミットが含まれていなかったというのが今の事態に繋がっているようです。レギュラーマペットたちの中でなぜカーミットだけが買収契約から外されたのかは分かりませんが、おそらくは彼が「セサミ」のみならず「マペット・ショー」においても看板スターであることが問題だったのでありましょう。
とにかく、CTWにはカーミットを自陣に引き入れる機会があったのに逃してしまったという経緯が存在するのであり、単純に「ディズニーがカーミットを金で囲いやがった」という話ではない.....のかもしれません。
そうは言っても、ディズニーキャラになってしまったカーミットというのは、なんだか寂しいのでございますよ。あちらではディズニーランドにカーミットグッズが並んだりしているのかしらん。ヘンソンさんが生きていたら何とおっしゃるやら。
寂しいといえば、実写の俳優と、フルCGで作られた生物との共演など珍しくもない今日、もはや『ラビリンス 魔王の迷宮』や『ジム・ヘンソンのストーリーテラー』のようにマペット大活躍のファンタジー作品なんて作られる事はないのでしょうね。あの「リアル」と「つくりごと」のワクワクするようなバランスが、ワタクシはたいへん好きだったのですが。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます