聖なるモーターと電気ケトル

18年間生活を共にした電気ポットが、先日突然こと切れました。



毎日毎日、今まで本当にどうもありがとう。
これでとうとう、一人暮らしを始めた時からつき合って来た家電は3合炊きの炊飯器だけになったなあ。
こうやってだんだんさよならして行くんだ。

ともあれ、ご飯は食べなくてもコーヒーは飲みたい身としては、電気ポットがないのはいかにも不便でございます。
京都シネマに『ホーリー・モーターズ』を観に行ったついでに、ビル一階のお店でラッセルホブスの電気ケトルを買いました。



クラシックな風貌ながら湧くのはたいへん早く、意外なことに保温性もよろしい。
沸騰音がうるさいのはご愛嬌でございます。なにせ「ポット」ではなく「ケトル」なわけですから、やかんらしい騒音をたてるのもまた個性のうち。

というわけで

現在『ホーリー・モーターズ』の記事を準備中でございます。
しばしお待ちくださいませ。

ごぶさたをしております。

すみません。
何もかもがわりと激しくまんべんなく面倒くさくて。
考えることがしんどいのですよ。

困った時のyoutube頼み。
というわけでお気に入り動画をひとつ。

Friedrich Gulda-Light my Fire!


うぉーう！

演奏しているのはのろさんの大好きなフリードリヒ・グルダ。
こんな映像を見ますと、まるっきりジャズピアニストのようで、バッハやベートーヴェンを端正に弾く人とは思われませんね。

ともあれ
たとえ箸の上げ下ろしが面倒くさくともフランシス・ベーコン展には這ってでも行かねばなりますまい。