昨年に続き今年も春のアイドル(?)ハナネコノメを探して高尾を歩くことにした。
一昨年のように小下沢→ザリクボ→景信山→小仏城山→日影沢林道というコースを考えた。
今日の天気予報は「曇りのち晴れ、最高気温は13℃程度。そして北風が強く花粉に注意」というもの(*_*;
ウェアをどうするか迷ったが、強風対策で冬用のものにし、さすがに雪はほとんどないはずなので、トレッキングシューズを選択した。そしてN95マスクにゴーグルと曇り止め用スプレーをポケットに入れ、準備OK。花の撮影は朝早い必要は無い。
電車賃節約の為、自転車にザックを載せて府中駅へ行き、ガラガラの京王線各駅停車で高尾へ。
高尾駅前のバス停では陣馬高原行は大行列が出来ており、8:12発の小仏行きも増発が出るほどだった。
日影バス停で降りたのは3,4人だったが、次の大下では私ともう一人ソロ男性だけ。このコースはもう少しいるかと思ったが、拍子抜けだ。
8時を過ぎたこの頃は随分気温が上がり、冬ウェアは暑すぎた。袖をまくりながら歩いた。
木下沢梅林は10時オープンだが、もうこの時間にカメさん2人が撮影中だった。
ひょっとして林道の脇に花を見つけられないかと思ったがはずれ。なにしろ日当たりの悪いところはまだ残雪があるぐらいだ。やはり2月の大雪の影響で花は遅れ気味なのだろう。
数分後前を歩いていたベテランさんに追いついた。どちらからともなく話かけ、一緒に歩くことになった。
※後で名前を教えてもらった。これ以降Tさんとする
Tさんは毎年、毎週この付近を歩いており、林道脇で例年ならこの辺で見ることができることや木下沢と日影沢のハナネコノメは色合いが違うことなどを教えてもらった。また、Tさんは双眼鏡を首にかけ、数m先を丁寧に観察していた。ハナネコのような小さい花には双眼鏡は有用なのか。これは勉強になった。
T「ほら、そこに咲いていますよ」
N「え・・・あ、ホントだ!」
なるほど、たしかに花弁が少し赤いかも(コンデジ)
その後、Tさんの後を追いかけ、彼が撮った後に私も撮影。
コンデジ
デジイチ・・・光があたらず、三脚が無いと難しい((+_+))
昨年この付近を自分も見ているが、その時とは全然様子が違った。とにかく残雪が多く、倒木が邪魔でハナネコを見つけることはできなかった。
そして、
(@_@)
T「これは無理だ。私は引き返します」
実はこの状況は想像できていた。みちほさんが先週歩いたレポを見ていたからだ。でも、今秋は春一番も吹き、気温が高い日もあったので、もう大丈夫だろうと思っていた。う~む甘かったか。
数分後、ベテランさんが追い付いてきた。Tさんが彼にこの様子を話し、彼は状況を理解したようだが、それでも行ってみると先へ。
彼が行けそうならついていこうかと(相変わらず人任せ)数m進んだが、諦めた。どうやら小さな雪崩が起きたようで、登山道がすっかり埋もれていたのだ。
まあいいさ。
先ほどの広場手前まで戻ると先に到着していたTさんが、数分前とは別のハナネコを教えてくれた。
コンデジ
デジイチ
撮影中女性2人組が到着した。彼女らにこの先の様子を伝えると諦めて別のルートを考える。3月中旬にこの雪は想像していなかったとのこと。そりゃそ~だ。
また別のポイントで撮影していたTさんに倣い、前景にハナネコ、バックに沢をおいたアングルで狙ってみた。
↓この辺
う~ん、楽しい(^^)/
ここで一休みするというTさんにお礼を言い、日影沢に戻っていつものポイントでハナネコを撮ることにした。往路を戻る途中で4,5人に一人ガイドが付いた合計20人あまりの団体さんとすれ違った。すっかり独り歩きが定着しているが、昨年は関西さん、今回はTさんのように詳しい人と一緒に歩くと新しい発見があるのことが良く分かった。彼らのようにガイドさんについて歩き、ちゃんと勉強するのもイイかもね・・・
HDRで遊んでみた。
オオイヌノフグリがいっぱい♪ ウチの近所にもあるが、こうして旅先にあると嬉しくてカメラを向けてしまう。
数分移動して日影沢の入口へ到着。すぐに定番の木道へ
予想通りカメさんが大勢
数分待って私も撮ることが出来た。
今日の目的はこれで達成♪
とりあえずキャンプ場まで歩き、オニギリとパンを食べながらこの後どうするか、エアリアを見ながら考えることにした。
後編へ続く
本当に可愛い花ですよね・・・
やっぱりあのポイントはすごい人だかりだったのね・・・
高尾の雪の多さにビックリしていますが、確実に春はやってきますよね~
早く春うららになって、たくさんの花を見に行きたいです!
花見隊出動時はまたご一緒しましょうね!
今年は厳しい冬でしたが、ちゃんと春はやってきたことを実感した2日間でした。
花見隊でご一緒して、夜の部にも参加したいです。