h29.2.12 紅パール富士にドキドキ！ ＠矢倉岳

 

山ウェアとシマムラフリースズボン、靴下を履いたまま厚手の寝袋に潜り込んでいたお陰で、寒さはそれほど感じずに寝ることが出来た。

でも、車の出入りに気付いたり、尿意に耐えられなかったりと何度か起きてしまった。ダウンを羽織り車外に出るとクソ寒かったが、見上げる空には満月が輝いていた。そして、公園からも月光に照らされた富士がクリアに見え、朝のパールを改めて確信した。しか～し、三脚をセットして、カメラを出すには寒すぎた。う～ん、根性無し(>_<)

3:30のアラームが鳴る数分前に起き、動くことにした。未明が一番寒いはずだ。寝るときに履いていたジオラインLWを厚手のEXに履きかえた。つまり、前日朝から同じものを着ていたということ(^_^;)

車外に出たのとほぼ同時にヨッシーさんの車が到着した。早速近づいて挨拶。彼は足柄SAのホテルで休み、2:30に起きて出てきたという。一緒にヘッデン歩きをするつもりだったが、「オレは遅いし、あちこちで撮りながら行くよ」とのこと。

お湯を沸かし、朝食のカップ麺タイム。(画像なし)

ヨッシーさんは4時過ぎに出発していった。

正確な時間は覚えていないが、タントの右側にもう一台が到着し、ソロ男性がヘッデン歩きを開始した。間違いなく、彼もパール狙いだろう。

4:30頃トシちゃんとsanaeさんの車に気付き、挨拶に行った。前日にヨッシーさんと電話した際「前日に北海道から帰ったばかりだから、今日は来るかな？」と話していたが、さすがの行動力だ。川崎の自宅から深夜に公園に来ており、タントにも気付いていたという。お二人にも一緒に行きませんかと声をかけたが、まだ準備に時間がかかるので先に行って欲しいとのこと。

4:40　チェーンアイゼンを最初から付けてヘッデン歩き開始。

矢倉岳へのコースタイムは70分。標高差はそれほど無いが、ややアップダウンがあることはボンヤリわかっていたが、後はぶっつけ本番だ。

道標完備、それにヨッシーさん達の足跡が明確に付いており、迷うことは無かった。

土が出ている所もあったが、おおむねこの程度雪があった。チェーンアイゼンのお陰でアブナイと感じることは無かった。

結構下ってしまい、帰りにここを登り返すのは憂鬱だなと思いつつ進んだ。なにしろヘッデン歩きでフラッシュ撮影なのであまり撮っていない。

途中で三脚を立てたヨッシーさんに追いついた。彼はあちこちで撮影しながら進み、ここでも撮っている最中だった。

汗が冷えると辛くなるし、山頂まではもう少しなので、先に行くことにした。

山頂手前でそこそこの急坂があった。あれだけ下ったのだから登ｒないと山頂に着かないよね(+_+)

山頂手前で三脚を立てたソロ男性に挨拶した。

5:58　山頂へ。ここへ来るのは9年ぶりだ。

あれ、展望台が無い！先ほどヨッシーさんから展望台から撮ると良いとアドバイスをもらっていたんだけどなぁ。9年前の時点で相当ぼろかったから仕方ないね。

先客は夫婦と茶髪の若い男性。彼は3時に矢倉沢から登り、1時間以上前からここにいるという。

モンベルダウンを山ウェアの内側に着て、テルモスのコーヒーで身体を温めてデジイチタイム。

6:08　

ついでに富士と反対側を撮影。

ここで太陽が昇ってくるのを撮影するのもアリだが、富士を写した上の構図がイマイチ気に入らない・・・

数分後、ヨッシーさんが登ってきた。撮影ポイントを探していたが、「オレは少し下で撮る」と戻っていった。確かに山頂にこだわる必要は無い。私もヨッシーさんを探して少し降りることにした。

ほんの少し降りたところで三脚をセットしたヨッシーさんを発見し、彼の側で撮ることにした。

その数分後、sanaeさんが登ってきた。あれ？トシちゃんが居ない・・・

トシちゃんはパールタイムまでに山頂に到着するのを諦め、中腹で撮ることにしたという。

よって3人で撮影することにした。

6:23　「ほら、アースシャドウが出ているよ」とヨッシーさん

6:27　WBを変えて空の色を強調してみた

6:28　「山頂が染まってきた」とヨッシーさん

「こんなに色がでたのは初めてだ」とヨッシーさん。百戦錬磨の彼が言うのだからホントにスゴいのだろう。

そうだよ、これが紅パール富士なのだ。

ネットなどで見たことはあっても本物は初めてだ。ドキドキしながらシャッターを切った。

6:34　月が山頂に着いた

隠れていく

6:36　終了・・・

撮影ポイントの様子　※sanaeさんが撮ったものを頂きました<(_ _)>

「トシちゃんが登ってこないな。山頂で待とう」とヨッシーさんの提案で移動。

山頂に戻ると、相模湾から昇る太陽がキレイだ。

金時山。9年前は向こうまで行ったんだよなぁ

数分後、トシちゃんが登ってきた。sanaeさん手編みのおそろいの帽子を被り、ザックまでおそろいだ。

4人でまったりタイム♪

きっとsanaeさんからは色々もらえるはず。先手を打って、ローソン100のロールケーキや小さいチョコを皆に配った。

トシちゃんからは「お、バレンタインか？」と予想外のお言葉。すっかり忘れていたけどね・・・

「ちなみに、オレの誕生日なんですよ」とヨッシーさん。そういえば、5年前、甲府の病院で上映＆演奏会の時は職員さんが花束を渡していたっけ。皆でお祝いの言葉を掛けた。

sanaeさんからは定山渓ホテルのタマネギスープをいただいた。さらにはコッフェルでお湯を沸かそうとすると、ポットにいれてきたというお湯までいただいた。今日もデカイザックにはいっぱい食料が詰まっていたのだ。いつもお心遣いをありがとうございます。

山頂の様子をパチリ。今日はコンデジを使うタイミングが無かった。

今日もヨッシーさんのゴツい三脚にセルフタイマーで記念写真

7:39　下山開始

山頂直下の急坂はそこそこ斜度がある。今朝暗いうちにここを登ってきたが、最後がきつかったっけ。

ヨッシーさんを先頭に、トシちゃん、sanaeさん、私が一番後ろで歩いたので、概ねsanaeさんと話しながら進んだ。

今朝は下ったところを登り返す。

3人とも大荷物だ。

「あれが矢倉岳だ、向こうまで結構遠かったな」

ヨッシーさんの提案で一休み。今朝は一気に行ったのだが、別に急ぐ訳じゃないからね。

万葉公園が近づいてきた。

9:06　ゴール。行きよりも大分時間がかかった。

前述のように、公園からも富士が見えている。パール撮影だけなら矢倉岳まで行かなくても良かったかも・・・

なんてね。ヨッシーさんがおっしゃるように登らないと感動は得られ無いよ。

sanaeさんから駐車場で車内に置いていたという白い恋人もいただいた。ありがとうございました。

その後、トシちゃん車を先頭に3台で開成町のガストへ向かった。

私はカップ麺を食べていたが、他の3人はあまり食べないで動いたとのこと。私も未明の食事から5時間以上たっていたので、もうハラペコだった。

4人ともスクランブルエッグにトーストのモーニングを食べることにした。ついつい、ドリンクバーのコーヒーやカフェオレをお代わりした♪

ヨッシーさんは来月、神奈川県某所からのパールが見えるポイントを手書きの地図でsanaeさんに教え、sanaeさんはスマホで地図を表示し、入念にチェックしていた。今度のパールは距離があるので難しいらしいが、うまくいけばこれまたスゴイものになるらしい。平日なので私は行けないが・・・

私はトシちゃんと山やパールとは全く関係ない話をした。それもアリでしょ。

矢倉岳の山頂で話しているときには、大井松田の河津桜を見に行くというお二人のプランに乗ろうと思っていた。でも、段々疲れが出てきてそのテンションは無くなってしまい、辞退することにした。

ガストの駐車場で皆さんと別れた。

そういえばほぼ一年前、田貫湖でのパール富士もヨッシーさんとから情報をもらい、一緒に撮影した。ここでキレイなパール富士を見たことですっかりはまって今があるのだ。

改めてヨッシーさんに感謝！

その後はナビ任せで246号や129号を使って府中を目指した。つまりは丹沢から帰る時と同じだ。さすがに混んでおり、部分的にプチ渋滞にはまった。眠気に耐えられずコンビニ寝20分の後、運転を再開した。

へとへとになって16時過ぎに帰宅できた。まずは山ウェアの洗濯などをして、夕食＆2日ぶりの風呂に入ったらレポを作る気力は残っていなかった。

 

最後にヨッシーさんのレポ、sanaeさんのレポを貼ります。是非ご覧くさい。