ダイヤタイムまでかなり時間がある。取り敢えず汗が冷えないようにモンベルダウンを山ウェアの内側に着て、ニット帽に被り直した。テルモスの紅茶は少し前に飲みきっていたので、お湯を沸かし、今度はホットコーヒーを煎れた。
14:27時点ではこんな感じ。速報をアップした。
23日の東久留米も昼頃は全然ダメだったが、15時過ぎから雲が消えた。まだ何とかなると希望を持っていた。
ずっと聴いていた久米さんの番組は14時からのゲストコーナーは専修大学教授山田健太さん
(ダイジェストはこちら参照)
大変興味深い話しで、ダイヤを待つ時間はそれほど退屈しなかった。
上のダイジェストに載っていないところから少し書きたい。
山田「2010年以降、情報公開制度や知る権利が後退している」
久米「かつては政治家はダメでも役人がしっかりしているから日本は大丈夫というのが定説だったけれど、最近は政治家は酷いが霞ヶ関ももっと酷い。大蔵省が自分たちが持っている書類を改竄するっていうことは大蔵大臣の首が飛ぶっていうことなのに、今は役人が自殺したりしているのに、大臣が帽子を被って酒を飲みに行っている。こういう状況は昔はありえなかった。」
山田「状況は明らかに2014年くらいから変わり初めて、2016年くらいから一気に加速してしている。それまでは行政なら行政の歯止めがあったし、ある種、教示というものが存在していたが、最近は悪い意味の忖度によって悪い方へ向かっている」
久米「寛容であるとか人の言っていることも反対意見でも受け入れるとか、しっかりと人の意見を聞く態度や能力は日本のトップに立っているある個人に欠けている。トップに立っている人間がそういう能力をもっていないと下が全部腐っていく」
そうだそうだとぶつぶつ言っていたかも。
14:32 太陽はあそこだ。
14:59 光りが射すと希望が持てる!
そろそろ寒くなってきた。昨晩ベンジンを入れておいたハクキンカイロ2個に火を付け、両ポケットに入れた。今日の気温なら不通の使い捨てカイロでもよかったかもしれないが、年明けに富士五湖で使う為の予行練習も兼ねるつもりだった。暖かさは帰宅するまで続いた。一年ぶりに試したが、やはりこれは使えるぞ!
大混雑だった先週と違い、三脚を担いだマニアさんは年配男性1人だけだった(多分)。でもここでダイヤを見ることを目的にしている様子の人は5,6人居た。コンデジだけ、スマホだけでパチッと撮っているだけだったが、目当ては同じだったようだ。三脚持参など、目的がはっきりしていたら声をかけたのだが、イマイチ自信がなく、ラジオを聴きながらダイヤタイムまでの時間を過ごした。
わざわざ三脚を陣馬から担いで来たのだ。取り敢えずセットしてみた。
16:01 ダイヤタイムまであと10分ほど。これはこれでキレイなんだけどなぁ
16:06
16:09 嗚呼・・・
16:20 天気予報の通り空は晴れているだけどね。
荷物を片付け、ヘッデンを出しているうちに周りの人達はあっという間に居なくなっていた。
階段を上り高尾の山頂へ。どうやら同じ目的の人達はここにも居たようだ。
富士が見えていれば三脚をセットするのだが、見えなければその必要は無い。
ビジターセンター横のトイレで小用を済ませた。少し下にあるゴージャストイレは16:30に閉まることは分かっていた。
16:35 先週は1号路から降りたが、毎回同じではつまらない。今日は稲荷山コースを降りることにした。
驚いたのはもう薄暗くなっているのにここを登ってくる人が居たこと。ヘッデンを点けた人も居たが、無灯火の人もいた。土曜日で街灯の点いている1号路ならともかく、このコースで無灯火とは、山を舐めすぎだよね。
また、途中で2人に抜かれたが、そのうちの1人はトレランさん。ハセツネのように夜も走るレースの練習かな?
こちらも年始の昇るダイヤに向けての練習ともいえるのだが
少し滑りやすいところもあったが、雪があるわけでも無いので、慎重に行けば問題なかかった。先ほどのトレランさんは大丈夫だったのか、私には絶対出来ないよ。
17:09 展望台
先ほど抜かしていった人が休憩中だった。夜景はキレイだったが、今更三脚をセットするのは面倒だ。コーヒーを飲むだけでリスタート
17:50 高尾山口駅
小用を済ませ、京王線へ乗り込んだ。この時間に車内に居たハイカーは夕暮れまで粘った同士だろう。でも、話しかける勇気は無かった。
18:50 帰宅
最後にもう一度YAMAPの記録を貼ってみる。
タイム09:28 距離13.5km 上り475m 下り639m
紅葉台で2時間以上居た訳だからタイムはともかく13.5km歩いた。一日経過して、レポを作っている今、筋肉痛が結構キツいのだから、令和元年の最後の山行としてはまぁ良しといえよう。だが、高尾のダイヤは来年以降に持ち越しだな~