今回はトシちゃん、sanaeさん(ブログ)が昨年同日(レポ)訪れたミツバ岳に食うかいさんと一緒に連れて行ってもらうことになった。
集合はこのレポに出ている駐車場に8時だったが、何しろ丹沢は遠い。土曜日に出発し、道の駅山北でタント寝することにした。
22日金曜日の暖かさが嘘の様に土曜日は曇り空で薄ら寒かった。そして、クリーニング店のセールに併せてユニクロダウンなどを出してしまった為、着ていく服に迷う有様。結局山ウェアをユニクロフリースに重ね着することにした。
土曜日は15時過ぎに出発。ナビの通りに16号、129号、246号などを走った。土曜日の夕方で交通量も多く、ノロノロ運転にならざるを得なかった。21日のTBSラジオ(コ)フェスは11時から15時までの長時間放送だったため、タイムフリーで一気に聴くには丁度良かった。爆笑問題の大田光が下ネタ連発で昼の時間にこれでイイのかと思わせるものだったが、伊集院さん、スーさんなどいつものパーソナリティとの掛け合いも面白かった。
伊勢原のすき家で夕食をとった頃から、小雨が降ってきた。天気予報の通りなのだが、何しろ寒い。途中で見た温度計は2℃を指していた。(T-T)
どうにか道の駅山北に着いたのが19時過ぎ。見える範囲で4台が停まっていた。サンシェードをフロントガラスに着けている車は私と同様に車中泊だろうか。
傘をさして、数m先のトイレへ。その後トシちゃん、sanaeさんに翌日ここに寄って欲しいとリクエストして、20時頃に寝袋に潜り込んだ。
確かに寒いがそれでも3月下旬だ。ガマン出来ない程では無かった。22時、1時(だったかな)に尿意で目覚めたが、ヒミツの方法で解決した。
最終的に4:50に起きた時には雨は止んでいた。二人がここに来るのは7時過ぎだろうが、早めに朝食をとることにした。
ヒートテックを薄手のジオライン、山用のフリースに。モンベルダウンを着てから山ウェアに着替えた。ネックウォーマーと耳当てで寒さ対策完成。そして顔にアレルスクリーンを吹きかけ、車の外へ。
小用を済ませ、ペットボトルのお茶で身体を温めた。
朝食用のオニギリはあるのだが、これではガマン出来ない。ガスを使える場所を探したところ、道路の向こう側にベンチがあるではないか。(5:16)
少し欠けた月が明るかった。
振り返ると道の駅は向こう側だ。
アマノの中華丼とアルファ米赤飯の組合せはなかなか美味しかった。
道の駅に設置されていた地図。ところでミツバ岳はどこだ?
どこが見えているのかよく分からないが、この付近の標高では雨だったが山では雪になっていたようだ。カーラジオでは箱根方面はチェーンや冬タイヤが必要と伝えていた。タントは3月上旬にノーマルに履きかえていた。今回の集合が箱根では無理だったね。
道の駅はウォシュレットがあり、お湯の刺激のお陰で無事に出すことが出来、一安心。
7:10頃にトシちゃん、sanaeさんが到着した。食うかいさんから先に行っていて欲しいと連絡があったので、彼らの後ろについて先へ。どうやら狙っていた駐車場は満車だったが、そこから百mほど先で路肩が広いところへ停めることが出来た。(7:28)
ふと思いついて山と高原地図アプリを立ち上げた。なるほど、ミツバ岳はここか。
数分後、タントの後ろに2台が到着してそれぞれ出発していった。先ほど入れなかった駐車場といい、ミツバ岳はこんなに人気の山なのか。
7:45頃食うかいさんがバイクで到着。橋の上は凍っていてスリップしたとのこと。怖ぇ~
8:00 出発
数分歩いて登山口の滝壺橋
いきなりロープが張られた急坂。さらに泥濘んだ道で転けそう(°°;)
植林帯の急坂
最初の指導標
昨年はこの辺に咲いていたとトシちゃんの案内があったが、確かにぽつぽつとミツマタが見えてきた。
勿論デジイチタイム!
昨晩の雨が葉や枝に溜まり、それが落ちてきて冷たい思いもしたが、ミツマタについた雫がイイ感じだった。
正直今まで見たミツマタは写欲がそそられるものではなかったが、ここでは違った。
まだまだ続く急登
急坂を登っているウチに暑くなり、山ウェア上着をを脱いだ。今朝は寒かったが、この頃は登山に丁度良いコンディションだった。
この付近(?)で十数年毎年来ているという猛者に「山頂はこんなものじゃ無いよ」と言われた。これは楽しみだ!
あれれ、前の3人から遅れてしまった
ミツマタをぼかしてトシちゃんを狙ってみた
だんだん雪が目立つようになってきた
「ここから富士が見えるよ」とトシちゃん。実のところ、富士が見えることは知らなかった。ヾ(^V^)K
森林限界を超えた! ・・・ホンマかいな~
多くのハイカーに抜かれ、この付近では降りてくるハイカーにも出会うようになった。また、この付近はグチャグチャで滑りやすい。これは参った!
巨木を発見。「ただ撮っても大きさがわからないんですよね~」 sanaeさんに撮ってもらった。
どぉですか~この大きさ!
トシちゃんが「ほら、向こうが山頂だ」と教えてくれた。先ほどの方が話していたようにミツマタの量が全然違う!
右側が曇っているのはレンズが濡れたことに気付いていなかったから。気付いたのが遅いよね・・・
sanaeさんのスマホで記念撮影
向こう側で富士が見えるとのこと。
うわぉ、絶景だぁ
この傍でデカイ三脚とカメラを構えた若者が居た。話しかけるとらるぴょんさん(ツイッター)、昨年GWに宮ヶ瀬湖パール富士撮影で話した方だった。ここにもマニアさんが居たか( ̄ー ̄)
富士だけでなく雪がついたミツマタも狙ってみた。PLが効いて青空の色と合うねヾ(^V^)K
また別角度から。富士とミツマタの明るさが違うので露出が難しい。でも、楽しい!
今度は反対側へ ※コントラストを強調しています。
撮った時点ではわからなかったが、大野山
ミツマタを前景にして麓には宮ヶ瀬湖、その奥に丹沢の山々
左端が蛭ヶ岳、中央が塔ノ岳
10:16 下山開始
どこが見えているんだろうねと話しながら降りていると
丁度詳しい方に出会い、左端が蛭ヶ岳、
これが塔ノ岳と教えてもらった。
往路でグチャグチャだった所はかなり乾いていた。「太陽の力ってすげぇな~」と食うかいさん
続々と登ってくるハイカー
勿論登り優先なので、その度に道を譲った。ベテランさんも多かったが、若い方もそこそこ多かった。テレビや雑誌で紹介されたのだろうか。ミツバ岳がこんなに人気の山とは知らなかった。
トシちゃんはミツマタに雪が着いてキレイだと数人に教えていた。また、3歳くらいの男の子とその若い両親にも出会った際にはミツマタの前で記念撮影を引き受けていた。お節介だけど人懐っこいトシちゃんスタイル全開だった。
11:18 舗装道へ
先に帰る食うかいさんを見送り、トシちゃんの先導で丹沢湖駐車場(地図)へ
駐車スペースすぐ傍の芝生でレジャーシートを敷いてランチタイム。トシちゃん、sanaeさんはサンドイッチだったが、私は勿論カップ麺!
ちなみにトシちゃんが持っている白い液体はバリウム!
というのはネタで、牛乳だそうだ。何度も聞いているsanaeさんは呆れていたが・・・
午後のダイヤモンド撮影に向けて弘法山公園に移動!
続く
『ミツマタなんて』 って さほど興味なかったですが、これほどまでに、群生していたら 確かに見応え十分です
しかも 富士山をバックにしてたら、魅力度10倍 アップです
昨日は いろいろ有り難うございました
おぉ、上手いフレーズですね。シャーベットをトッピングしたかの様で美味しそうです。
午後のダイヤもバッチリで安心しました。今シーズンのダイヤは一旦終了です。あ、登る方はまたチャンスがあるかな