石割神社の駐車場には先客が7,8台。私が停めて着替えている間にも数台が到着した。天気の良い土曜(祝日)に手軽に登れて富士の展望を楽しめるこの山の人気を改めて感じた。
今日もイヤホンで堀尾さんを聴きながら歩くことにした。
7:30 スタート♪
この階段を登るのは6月の花見以来だ。終わりかけだがこの付近の黄葉はまだまだキレイだった。
数m前に両親に連れられた小学校低学年くらいの女の子が居た。山ガールスタイルにバッチリ決めていたが、階段登りが危なっかしい。大丈夫かいなと思いつつ、彼らの横を通過・・・数分後、下の方で鳴き声が聞こえてきた。アノ後どうなったかな・・・
この山で一番キツイのがこの階段登りかもね。
階段登りが終わればずっと富士を左側に富士を見ながらの楽ちんコースだ。すっかり葉が落ちて冬山の装いだった。
いつもの年配ハイカーに混じり、若いカップルや小さい子供を連れた家族などが目立ったように思う。
石割神社を通過。ここからはハシゴが架けられたり、ロープがあったりとやや登山道っぽくなるんだよね。
この大木を見るとついこのアングルで撮りたくなってしまう。
8:22 山頂へ。所要時間50分か。こんなに近かったっけ?人気コースだが、この時間は誰も居なかった。
勿論デジイチタイム!
富士は勿論、左下の山中湖もクリアだ。
右側は忍野の集落、そして南アルプスの山々がズラリ。
赤石、悪沢。右は蝙蝠
白嶺三山。右は北岳、鳳凰
鳳凰、甲斐駒。右は鹿留。実はGWのように二十曲に停めて杓子をピストンするプランも考えていた。
何度見てもここからの眺めは素晴らしい(*⌒▽⌒*)
クリームパンをパクリ。
若いカップルの記念撮影を引き受けると、お礼にそちらもとの提案があった。もう十何回も来ているのに今更自分撮りは良いかと思ったが、せっかくの申し出なのでここで撮るときの定番ポーズで!(top画像)
ここからの下りをのぞき込むと霜柱でグチャグチャになっているのが見えた。山頂までの登りでは要らなかったが、ここでスパッツを履くことにした。
8:50 大平山へGO!
ロープを利用して急降下!
その後も富士を見ながらのノンビリ歩き。
9:11 平尾山。今日の目的地は向こうなので、一気に行くことにした。この階段は幅が狭くて下りにくいんだよね~
次は別荘地(大窪山)に向けて登る。
途中で真弓の鮮やかな赤を発見。富士と重ねてみた。う~ん、出来はどうかな?
本日の目的地、大平山へ。
9:48 大平山山頂へ到着。勿論ブランチ!朝3時頃食べたのだから普段ならもう12時ということ。もう腹ヘリコプターだ。
食後、標柱と記念写真をかって出たご夫婦と話をした。彼らに今日が石割山ダイヤの日であることを伝えるととても興味を持ってくれた。調子に乗ってスマホで望の富士山を見せて宣伝した。埼玉から車で来て、先程の神社駐車場から登って来たというこのご夫婦は彼らはこの先のマウント富士まで行くとのこと。バスは1時間に2,3本程度あるので、平野まで戻れると伝えて別れた。
その後、このやりとりを見ていたソロの女性とも話をした。彼女もどうすれば早く車を置いた神社駐車場に戻れるか相談してきた。バス時刻を知りたいと言うので、スマホで富士急のサイトを呼び出してみたが、(左のリンクを見て下さい。) これをスマホの画面で見るのが大変!結局知りたい情報を得ることは出来なかった。彼女は極力舗装道を歩きたくないとのことだったので、往路を平尾山まで戻り、石割は登らずに神社に戻る方法をアドバイスした。
こちらは午後のダイヤまでに戻れば良いのだ。バスまで少々時間があるなら湖畔で撮影して時間をつぶせば良い。
てな訳でまたまたデジイチタイム!
もう10時過ぎで上からの光線になっているが、ここからの富士もステキだ。
10:55 下山開始。1月はトレースの無い道をツボ足で進んだが、ここは元々ハンググライダースクールの車が通る道なのだ。ぐんぐん進んだ。「湖北バス停」を示す標柱を左折し、先へ。
その後はやや不明瞭なだが、よく見れば指導標のある道を進み、11:21舗装道へ。
湖畔道路へ出て左折。数分坂道を登った。
11:32 湖北バス停に到着。良し、ピッタリだと思いきや逆方向だった。平野方面は1時間後・・・
20~30分なら湖畔で時間をつぶせるかと思っていたが、1時間は長い。
・・・
歩いちゃえ!
6年前に試したことがあるが、小一時間あれば着く筈だ。
しばらくはビュンビュン飛ばす車を気にしつつ狭い路肩を進んだが、サイクリングロードまで着けば後は楽ちんだ。
12:30頃神社の手前にさしかかるとグラウンド脇からズラリ路駐の列が出来ていた。スポーツ民宿のグラウンド利用かと一瞬思ったが、これらは石割山登山の為だった。いやはや石割の人気はスゴイね~。
駐車場には12:32着。つまり湖畔で時間をつぶしてバスに乗り込む時間と同じということ。頑張っちゃったね~
汗びっしょりのウェアを上だけ着替えたが、二十曲からもう一度登るので、まだタイツとズボンはそのままにしておいた。
二十曲を目指して出発。413号で右折待ちをしていると、先程大平山で話した夫婦を見かけ、声をかけた。結局彼らは終点のマウント富士まで行かずに下りたそうだ。タイミング的に先程時刻を見たバスでここまで来たのだろう。1時間に2,3本なんていい加減な事を伝えてしまったが、大丈夫だったかな。
長池の駐車場に寄ってみた。記念撮影をするカップルや家族で賑わっていた。
デジイチだけを持ち、数分ぶらぶらしてみた。太陽は真上で絵にならないが、このアングルはお気に入りだ。
花の都の脇を抜け、忍野の畑へ。この季節はどちらも閑散としていた。当たり前か。
さて、あと少しで二十曲だ・・・
な、なにぃ~~~~
何々、お住まいの方は通行可能・・・いやいやダメだ。
峠まで2.3kmの表示も見つけた。舗装道なら歩いてもたいしたことないか・・・
さっきまで舗装道1時間歩いたし、今度は三脚を担いで登るんだよな~
よし、もう一回神社から登ろう!
先程歩いてみて50分で着くことを確かめたばかりだ。2.3kmの舗装道+30~40分の登山より早いだろう。
再び先程通った道を戻り、神社の駐車場へ。
小一時間前よりもずっと車は減っていたが、それでもまだ7,8台が残っていた。
14:02 出発!
朝と同じ黄葉だが、遮光線でイイ感じだ。
下りてくるハイカーに次々挨拶した。中にはあと少しですよ頑張って下さいとの励ましの言葉をかけてくる方も要らした。余程へとへとに見えたんだろうね。
その後も十人程の下りてくるハイカーと出会った。皆満足そうな表情をしていた。
わざと午前と同じ木を撮ってみた。
14:53 2度目も同じタイムで到着。誰も居ないかと思ったが、結構賑わっていた。
どうやら大学生風の若者と中高年の2つのグループが居て、若者達は数分後下りていった。
到着した時はまだ太陽はこの位置にある。
15:05
残ったグループの皆さんが標柱と記念撮影をするところだったので、今回も撮影を買って出た。
彼らはこの後平尾山経由で下山する予定だったらしいが、今日はあと30分ほどでダイヤになることを話し、もし良ければ見ていけばと提案してみた。グループの何人かは直ぐに下山したそうだったが、何人かは興味を持ち、数分相談の後、それならここでコーヒーでも飲みながら待とうとなったようだ。ここでもアンテナが立つため、また望の富士山を見せて、こんな感じになると見せるととても喜んでくれた。
15:42もうすぐだ~ アングルとf値を少しずつ変えながら片っ端から撮影。
陰が裾野まで広がる様子もステキだ。
「あ~これがダイヤなんだ~」と大きな声が聞こえた。喜んで貰えて嬉しかった。
HDR♪今朝の山中湖より良いかも。
15:54
日が隠れたら一気に寒くなってきた。グループの皆さんに平尾山から下りると超急下りと伝えると、往路を戻るように決めてくれた。
暗くなってくるときにあの道は避けた方がイイだろう。
これからの色の変化を待ちたい気持ちもあったが、ヘッデンを使わずに済む明るさが残っているうちに下りることにした。二十曲に下りるならともかく、今日は往路を戻らないといけないのだ。
登りではなんともなかったロープ場も薄暗くなってきた下りでは緊張する。
一気に下りるつもりだったが、あとちょっとだけデジイチタイム・・・16:28
16:34 階段にさしかかる頃は大分暗くなってきた。手すりを持ちながらこけないように気をつけて下った。
タントに戻り、さっと着替えた。勿論締めは石割の湯だ!
風呂に入る前にアノ人にメールをしておこう。
数分で電話が鳴った。
「何だ、随分遅いじゃないか!もう鍋が終わっちゃうよ!せっかくのぞむくんの分まで用意していたのにさ~」
まさかの展開!精進湖キャンプ場の集合時刻は決めていなかったので、19時くらいで良いかと思い込んで居たが、まさか鍋とは・・・う~ん、勿体なかった。でも、キレイなダイヤを撮れたしな~。
風呂は檄混みでお気に入りのヒノキ風呂の微温湯も足を伸ばすと反対側の人にぶつかるほどだった。ストレスを感じる間もなく、15分ほどで風呂を出ることにした。食堂も混んでいたので、夕食も諦めて精進湖を目指すことにした。
後編に続きま~す
石割山編を楽しく拝見致しました。
ありがとう380
でも、こんなに素晴らしいダイヤモンドが見れるなら、疲れもどこかに行っちゃんったんでしょうね。それでこのあと、鍋…底なしのスタミナ(驚)
素晴らしいダイヤが見れてよかったですね~♪
キレーイ(^^♪
この日は最高のお天気でしたもんね、私は来年またいけるかなぁ?
3月頃まで所用が多すぎてビミョウですが、やっぱり大好き富士五湖エリア。また行きたいです。
ダイヤは,きれいに輝いてますね。
この日は車を買い替えに大阪まで行ってました。(前夜発日帰り)
下山する予定をこちらの申し出で引き留めてしまいましたが、喜んで貰えて何よりです。
山の上で鍋を運んで楽しむノリ、羨ましいです。
☆booさん
石割から御正体往復に比べたら屁みたいなもんですよ。ダイヤというご褒美があったので、頑張っちゃいました。でも、この403段の階段の登り下りが足にキテいます。明日がコワイかも(T-T)
☆cyu2さん
1月8日にもここでダイヤになるはずですが、来年は平日ですね。
冬至の高尾ダイヤなどまだ山の上からのダイヤのチャンスはあると思います。ご一緒しませんか?
頑張ってますね
同じ道を2度登ったんですね
素晴らしいダイヤ素敵ですね
ご褒美(ダイヤ)があるので頑張りました。