丁度1年前、ガスにやられた長者ヶ岳ダイヤのリベンジだ。
1年前は土曜日なので、今年は日曜日。土曜午前に出発し、夕方田貫湖に入って早めにタント寝して、翌日未明に登ればバッチリ・・・とプランは完璧だったが、肝心な天気はどうだろうか。数日前から富士宮の天気予報をスマホに登録し、何度も見ていた。ところが、金曜朝の時点で「土曜日昼までは晴れるが、土曜午後に雨、日曜午前は曇り」に変わってしまった。これはマズい!
来年同日は平日になってしまうので、一日前だと山頂から右に少しずれることは分かっていたが、決行することにした。
早めに退勤してタントに必要なものを詰め込んで、夕食後夜の部に出勤。20:35に帰宅して着替え、21時丁度にタントに乗り換えて出発。
出発時点からラジコタイムフリーで大竹まことゴールデンラジオを聴いていた。昨年の経験から田貫湖まで2時間くらいかと思っていたが、この日も田貫湖に着いたのは22:55。2時間半の番組が終了するずっと前だった。
湖畔に先客は5,6台。突き当たりはコーンで駐車できないようになっていた。今夜もお気に入りの位置(昨年画像)にタントを停めた。
空には月齢17の少し欠けた月が明るく、湖畔から富士はどうにか見えていた。でも、三脚を出したりする時間が勿体ない。一分でも長く寝たいため、2:20にアラームをセットして寝袋に潜り込んだのが23:10頃。疲れていたので早々に寝ることが出来た。
グズグズとしている平日と違い、この日もアラーム一発で起床できた。
電波を切っていたスマホを見ると○○○さんからメールが入っていた。2時に湖畔に到着。山頂で会いましょうとのこと。
殆ど徹夜で登山とは・・・タフな方だ。(^_^;)
※○○○さんが誰なのかは後で、ちなみにヨッシーさんではありません。
寝袋を片付け、トイレへ。月は3時間で大分位置が変わったが、十分明るかった。
前日に握っておいたオニギリとタッパーに詰めた総菜の朝食。本音はお湯を沸かして暖かいモノを食べたいが、時間が無いので仕方ない。
着替えなどの準備をしていると便意を感じ、またトイレへ。
量はイマイチだが、無事に出るものが出た。平日よりもトイレに向かうのが3時間ほど早いのだが、ラッキーだ。
さぁ出発しようと思ったが、ヘッデンの電池が入っていない。あちこち探すのに数分ロス。結局予備のヘッデンを使うことにした。
そんなこんなで出発は3:20。随分遅くなってしまった。
前回と同じ道をラジオをスピーカーで聴きながら歩いた。内容はどうでも良いが、ヘッデン一人歩きで音が無いのは我慢出来ないからね。
昨年のレポを見て一応冬ウェアを着てきたが、暑くなれば脱げば良いと高をくくっていた。あっという間に暑くなり、そでをまくって歩いた。
3:56に第一富士見パイントへ。一年前のほぼ同時刻画像に比べて星が写っていない。月が明るかったのも有るかな。
その後十分ほどで休暇村からの分岐へ。ここからの富士はキレイだと分かっている(昨年2月の画像)
それに、ここから撮れば太陽は山頂に乗ることはカシミールで調べていた。でも、山頂から撮らないとリベンジの意味が無い。ダイヤよりも山頂に行こう!←どっちがメイン???
さらに先へ進む。
ふと背後を見ると富士の両側に色が着いてきた。撮りたいが、枝が邪魔だ。少しでも開けたところを探そうと振り返りつつ先へと進んだ。
結局4:50に撮影したが、最初に気付いた時点で撮ればもっとイイ色だった(>_<)
くっそ~、何年も似たようなシチュエーションを経験してるのになぁ。
山頂まであと少し。そうだ、レポのために明るい月も撮っておこう。(ぶれまくり)
5:10 山頂へ。saiya24さん(ブログ)、モン・セルバンさん(ブログ)に挨拶した。
saiyaさんは2月の鍋割で真っ白ダイヤを味わったばかりで、今回のダイヤ挑戦に誘っていた。上述のように初めは16日日曜日に誘っていたのだが、急遽変更にもかけつけてくれていた。
話しを聞くと、モン・セルバンさんと一緒に神奈川県某所の自宅を深夜に出発。2時過ぎに登り始めて、キレイな焼けを撮影出来たとのこと。羨ましいが、先ほどの色が変わった時間にカメラを構えるのはもう30分早く出ないと行けない。これ以上睡眠時間を削れないよなぁ・・・
さて、色は消えつつあったが、とにかく撮ろう。
5:23 さすがにこれならダイヤは大丈夫だろう・・・
5:30頃、小さめのザックを背負ったベテランさんが登ってきた。彼は富士宮にお住まいで、ここ数日毎日ダイヤタイムに登ってきており、昨日は太陽が山頂の右から昇ってきた。今日はもう少し近づくだろうとのこと。若い頃はフィルムカメラの一眼レフを持っていたが、今はこれだとコンデジを見せた。色々な方がいらっしゃるのだなぁ
先ほどのオニギリだけでは足りない。暖かいモノを食べよう。
5:49 そろそろだ~ ※ゴミが着いてる(T_T)
5:52 富士の両側に光が指す感じ、竜ヶ岳と似ている。(一昨年の画像)
5:53 「あ、あそこだ」とsaiyaさん
カシミールで計算したように山頂より右から昇った。
でも、これならダイヤに見えるから良しとしよう!
二人ともカメラやレンズが重たくて、コッフェルを持ってきていないとのこと。お湯をもう一度沸かしてコーヒータイム♪
モン・セルバンさんからはお礼にオレオをいただいた。
ここの山頂からは南アルプスがよく見える。
左端白いのが聖岳、その右の雪渓が特徴的な布引山、右端が笊ヶ岳
塩見岳
白嶺三山。右は北岳
付近を散策してみたが、このような咲き始めのキクザキイチゲが少し見つかっただけ。去年はあちこちにこんな感じでキレイに咲いていたんだけどね。高尾で遅いのだから、ここも遅いのは仕方ないね。
今日も記念撮影♪
あれれ、
あっという間に真っ白になってしまった。
6:50下山開始
整備された登山道だが、標高を下げれば咲いている株が有るかもしれない・・・う~ん、このイチゲもまだまだだなぁ。
空は真っ白だったが、合計十人ほどのハイカーと出会った。富士は見えなくても手軽に登れるこの山は人気なのだ。
休暇村との分岐へ。ここで一休みすることを提案した。
二人ともここから見える休暇村前のポイントには何度も来ているそうだが、長者ヶ岳に登ったのは初めてとのこと。
二人が休んでいる間に、昨年地元の方に教えてもらったカタクリポイント(画像)へ行ってみたが、やはりダメ。
モン・セルバンさんがここに咲いていると教えてくれた。「のぞむさんが探しているのを見ていたら見つかったよ」とのこと。二人ともタチツボスミレも知らなかったそうだが、これからは気付いてくれるだろうか。
私も二人もこの道を登ってきたのだが、往路と同じ道はつまらない。それに歩きにくいので降りるのも楽しくない。
よって、この分岐を右折せず、昨年4月末のように直進することを提案した。もう少しでツツジがいっぱい咲くことを伝えた。ここを通過して湖畔へ。
湖畔には釣り客が大勢いた。富士は雲隠れしていたが、彼らには関係ないよね。
8:29 ゴール。随分車が増えていた。
続く
ガスが上がってくるのがダイヤタイムの後で良かったです。去年はあれでやられましたから。
近々お会いできるでしょうか。
まさかあっという間に雲の中になるとは思いもしませんでした。。。
毎回いろいろ頂いてばかりで恐縮です。
ごちそうさまでした。
こちらこそオレオごちそうさまでした。
また是非ご一緒しましょう。
微妙ですが、セーフにしましょう。
また、入れたての温かいコーヒーもとても美味しかったです。
七面山に続き、リベンジ成功おめでとうございます。
でも危なかったですよね~
楽しい時間を有難うございました。
また、機会があえば、宜しくお願いします。