
路傍のつつじが咲き始めました。
何となく早いような気もしますが、こんなものでしょうか。
新教室のPR原稿の依頼があり、拙速で書いて送りました。
ほどなくして、編集された記事の校正依頼のメッセージ。
見ると、たいへん上手に編集してくれて、校正などまったく必要なし。
Excellent!と書いて送ったら、やっぱりほめられるのは嬉しいです、の返信。
その彼女、個人的に「ほめる」ことを研究課題にしているのだそうです。
だから、また特に嬉しい!と。
若い頃、家庭教師をした経験があります。
たしかにその体験からも、叱るよりほめるほうが子どもは伸びる、そう思います。
だから、わたしも常々ほめ上手になりたいと思っています。
でも、「ほめ手千人、悪口万人」と云われるとおり、ほめることはなかなか難しいものです。
また、「誉める人には油断すな」という諺もあります。
ほめるのは、何かの下心があってのことだから、油断するな、というわけです。
こういうのは「ほめる」というより、「お世辞を言う」なのでしょうね。
そういえば、昔、「ほめ殺し」という言葉が流行りました。
ほめてほめて褒めまくることで、相手を有頂天にさせて失敗を誘い出す。
もとは伝統芸能などの世界で、ライバルなどを蹴落とす手として使われたようです。
自分で自分をほめたい、という言葉もありました。
古い言葉で言えば、自画自賛、手前味噌、といったところでしょうか。
今の首相も自画自賛しきりですが、そのうち自分で自分をほめ殺しするかも・・・・。
ほめられると嬉しい、これは万人に共通する心理なのでしょうね。
そしたらもっとやろう、もっと上手くなろう、という意欲や努力につながります。
わたしたちパソコン指導者も、もっと褒め上手にならないといけないのかも。
また、時に叱ることも必要ですが、この叱り方もまた難しい。
現役時代、やたら部下を叱りつける上司がいました。
これは、百害あって一利なし、のバカな行為としか言いようがない。
こうしたバカに贈る言葉が「ひそかに諌めて、公に褒めよ」。
褒める叱るのTPO、考え出すとけっこう難しそう・・・・。
いつか、彼女から研究成果を聞いてみたいと思います。
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