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今年は2013年です。
これを2進数で表すと、11111011101となります。
うわ~っ、タイヘン、間違っていないかな・・・・。
日常でこんな表記や計算をしたら、気が変になるでしょう。
でも、コンピュータにはかえって単純極まりない。
1と0を、On、Offに見なせば、簡単な電気装置で計算ができます。
電気のスピードはすごく早いので計算も、あっという間にできてしまいます。
これがコンピュータの原理です。
といってもコンピュータの理屈を話すと長くなります。
冒頭の年数表記やこの2進表記には欠かせないゼロの話です。
ゼロという数字は、5世紀頃にインドで誕生したと云われています。
そのインドが今IT大国と呼ばれているのにも、何かしら因縁を感じます。
考えてみるとゼロというのは不思議な数字です。
「無」を表しながら、同時に「有」も表す不思議な在り方。
これは、仏教でいう「空」という考え方によく似ています。
お経の一節、色即是空空即是色に出てくる「空」ですね。
あるのでもないし、ないのでもない、というヘンな概念。
その「空」と、ゼロとは、もともと「シューニャ」と云うのだそうです。
考え方としてたぶん同じところから生まれてきたのかもしれません。
「空」は「無常」・・・・常なるものは無い、という考えと同じでしょう。
存在するものすべて、変わっていないように見えてもすべてが変わりゆく。
「空」を「空しい」と読めば空しく、「空っぽ」と読めば虚ろな気持ちになる。
そうではなく、人生、無常と覚悟を決めて臨めばまた別のものが見えてくる。
此の頃、時々そんな心境になることがあって・・・・歳なのですね。
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