スポーツジムに通う高齢者が増えている。
大手ジムでは、この10年間に60歳以上の割合が11ポイント増えた。
健康志向が高く、時間やお金に余裕のある人にとっては、今やジムは社交の場だそうです。
体育の日、ジムはジムでも事務所で会議。
時間やお金に恵まれない人たちの社交場なのでしょうか。
集まって喋っていれば社交にはなるけれど、それで健康増進とはいきません。
行きかえり歩くなどすればいいのですが、自転車利用ではたいした運動量にはなりません。
65歳以上の年寄りの運動量。
週3~4日以上運動する人32%、1~2日が40%、月1~3日が14%、0が13%。
わたしはもちろん0のクチです。
リタイアしたころは、1日1万歩を目指して、どこへでも歩いて出かけました。
1年ほど続きましたが、やがて時間が無くなり移動手段は自転車に。
運動を多くしている人ほど、日常生活の基本動作が維持できる。
立ったままでズボンやスカートがはけるか、という問いへの答え。
何にもつかまらずにできるのは、週3~4日以上運動する男性が85%、運動しない男性69%。
運動する人、しない人の差は16%、思っていたより小さい気もします。
わたしは69%のうちの1人。でも、近いうち31%の側に入りそう。
だからといって、運動しようなんて思わないところを見ると、元来が不健康志向人間なのかも。
休まないで1時間以上歩けるか?
運動しない女性が31%、週3~4日運動している女性は61%、その差はけっこう大きい。
でもね、人は休まずに歩き続けるために生まれてきたのではありません。
もとより健康になるために生まれてきたわけでもないでしょう。
健康であることが、もし、強迫観念になっているとしたら、それこそ不健康ではありませんか。
健康は長寿を約束するわけでもないし、長寿が必ずしも善ではないわけだし・・・。