IT革命という言葉が生まれたのは、たしか2000年だと思いました。
今は不祥事にしか名前が出てこない森元首相が、イット革命と原稿を読上げ有名になりました。
その森元首相のキャッチコピーは、サメの脳ミソ、ノミの心臓、オットセイの下半身。(アンサイクロペディアより)
さて、イット革命が巷に流行り出した頃、ユニコムかつしかの前身の葛飾ITクラブが誕生しました。
葛飾の若手産業人会のメンバーが立ち上げたパソコン同好会的な任意団体です。
テクノプラザかつしかのパソコンステーションを拠点に、会員の研修会などを行っていました。
やがて区と関わりを持ち、障害者や高齢者へのIT普及支援活動を行うようになります。
わたしも途中からその活動に参加、運営メンバーの一人として研修会、講習会などのお手伝い。
やがて、NPO法人化という話が持ち上がりました。
その頃には、すでに区からシニア向けパソコン教室運営を受託していました。
ただ、任意団体でいるよりはNPO法人化したほうが、区としても業務を委託しやすい。
それに、区としてもちょうどNPO育成の施策が生まれた時期だったからです。
2006年、葛飾ITクラブの事業を継承する形で、現在のNPO法人ユニコムかつしか誕生。
NPO法人化後のデータは、だいたいパソコンに保存してあります。
だから、10年史を作るに際しては困らないのですが、わたしとしては前史も加えたい。
そこで、葛飾ITクラブ時代の資料を探してみたのですが、ひとつも見つかりません。
その頃のわたしは、葛飾アクティブ.COMというNPOにも属して活動していました。
数年前、その頃の資料を処分したので、おそらく中にITクラブ関係も混じっていたのでしょう。
というわけで、前史にも1ページくらい割こうという試みは無理のようです。
ただ、NPO法人化した時、それまでの活動経緯をまとめた資料が出てきました。
それをもとに半ページくらいは書けそうかな。
ローマは一日にして成らず。過去の蓄積の上に現在があります。
過去は、自分の意に沿わないからといって、勝手に変えるわけにはいきません。
それは現在の足元だけでなく、未来をも危うくすることにつながります。
この段落、誰に向けて書いているのでしょう?