ユニコムかつしかつれづれ日記

NPO法人ユニコムかつしかのパソコン教室活動などのよしなしごとを、そこはかとなくゆるりと書きしるしてまいります

そんな昔もありました

2015-10-23 | 日記

 

昔の資料を探していたら、古いメモの束が出てきました。

紙が黄ばんでいるところを見ると、かなり昔にメモったもののようです。

リタイアしたばかりで、ヒマを持て余していた頃でしょうか。

 

自由とは何ものにも支配されないことである。

同時に、何ものをも支配しないことである。

なぜなら、何かを支配することは、支配したい欲望に支配されていることだから。

 

リタイア後の2年ほど、毎日のように図書館通いして、大量の本を読みました。

その頃に読んだ本からメモをしたのかもしれません。

あるいは本を読んで思いついたことを書いたか・・・どちらかは定かではなくなっています。

 

わたしはわたし、あなたはあなた。

あなたがいなければ、わたしはわたしではない。

わたしがいなければ、あなたはあなたではない。

わたし、わたしと書く言葉は、わたしが作った言葉ではない。

誰か知らない人が作った言葉で分かり合えるのはなぜなのか。

 

これも自分が書いたものか、他人が書いたものをメモしたのか・・・。

どちらにしても、共有できるものは「言葉」ではなく、「考え」なのかもしれません。

以下は、たぶん、本からメモしたもの。

 

科学を生んだ西欧では、日常語がそのまま学術用語になる。

日本では翻訳されるため、日常語と学術用語が乖離する。

すなわち、日常語で次々と事柄を関連づけて推論することができない。

それが日本人の独創性の無さの一因か。

 

このあたり、日本の大学ランキングの凋落傾向ともつながっているのかも。

次のメモもありました。科学哲学の本を読んだ時期のものでしょう。

 

西欧の科学は、もともと神の存在を証明するための手段。

自然法則は神の作ったものと考える神学者たちが、自然の振る舞いとキリスト教解釈をすり合わせてきた。

そこから科学が独立した。

 

なるほど。日本だと、幸福の科学、なんて形で宗教と科学がドッキングするけれど。

いま、しきりに思うことは、人は自分が自然現象であることを忘れているということ。

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