バイオレットのお絵かき☆ダイアリー

折々に描いた俳画や水彩画を展示して、勉強の励みになれば…
そんな想いで、また新たな出発です。

お彼岸の果物

2009-09-22 09:40:45 | 俳画
梨とブドウ、またまた仏様からほんのひととき拝借してきて描きました。
妹が果物の詰め合わせをお彼岸用にお供えしてくれました。
その中から、赤っぽいきれいな色のブドウ(名前はちょっと不明)を俳画で描いてみよう!と思いました。
それで、さて、その組み合わせには何が良いかな? キーウィ? それとも梨?
う~ん、悩むところだけれども、やっぱり梨が秋らしくていいでしょ!
ということで、ブドウと梨に決定!

それにしても、果物は難しい。特に梨のほうはもうイマイチもいいところ。
でも、せっかく描いたのだし、妹にも見てほしいし、やっぱりアップしておこうっと!

ところで、昨日、ついに映画「おくりびと」をテレビで観ました。
思っていたとおりの映画で、山形の自然と、チェロのBGMととも、ゆっくりと物語は流れていきました。

日常とは最もかけ離れた世界を描いているようでいて、実は人間にとってすごく身近な命のテーマ。
淡々と進んでいく中で、何度も立ち止まって考えさせられる場面があり、そういう職業があることを再認識させてくれる映画です。

中でも一番印象に残ったのは、火葬場面の後で、勢いよく飛び立つ鶴の群れ。
人の旅立ちと重ね合わせ、潔く飛んでいく鶴の美しさが今も目に焼き付いています。

母が亡くなった時のことを思い出させる場面もありましたが、あまり湿っぽくならず、何となく懐かしいような気分になれたのが不思議!。
全体に重いテーマを取り上げていながら、カラッとした仕上がりになっていたのは、やはり芸達者な本木クンだからでしょうね。
お彼岸に、久しぶりにいい映画を観たって感じ!
コメント (10)
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