ナーシング助産院のブログ

手技は桶谷式で乳房の調子を整えるマッサージ方法を行っております。駐車場あり。

白斑(乳口炎)とつぶ(乳栓)が合わさったのもあります。

2010年07月14日 00時59分34秒 | 母乳相談など

しこりという症状と合わせて乳頭がチクチク痛いという症状。

白斑の場合と粒が詰まって(梗塞)しこりになる場合もあれば、白斑と粒が一緒の人もおります。

何回も粒で詰まると乳頭がいたまり、乳口の穴の炎症がおこるときもあります。白斑と粒が合体しているということです。

それぞれ別に白斑だけとか、粒の為にしこりが出来るということもあります。ほとんどは、それぞれ別々の場合が多いです。

昨日来院されたかたは、手技中初めは、白斑だけかなと思われましたが、途中から粒が上ってきました。

粒が見えてきてから、ブチーンと突き抜ける音が聞こえて、お互いに、聞こえたねーと。

痛かった乳頭も抜けると開放感があります。だんだん慣れてくると、自分でも採れるようになったり、もちろん子供が吸ってくれて抜けることもあります。

ただあまり自分でいじりすぎて、ひどくなる場合もあります。抜けない時は助産院に来院されてみてくださいね。

また手はよく洗ってから、乳頭にさわってみましょう。

電話相談で白斑か粒かと聞かれるときもありますが、戸惑うことがあります。

両方の場合もありますし、電話相談は限界があります。

手技中に、この穴が白斑。粒が出るときも手鏡を渡してお母さんの目で、見てもらっております。そうしたほうが理解していただけますので、手鏡はこの時には、必須アイテムですね。


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