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シューテム・アップ

2008-06-07 02:43:24 | 活弁見聞録
ズレ:「凡そ荒唐無稽なアクションコミックをそのまま実写にしたような按配で、そりゃないだろ~とかそうくるかぃとかツッコミどころ満載に仕上げられるとバタバタと人が殺されるのもコメディアンのズッコケのように見えてきてかなり笑える喜劇になってるぜ。
 とにかくどんなシーンでも銃をブッ放さないことには始まらないてぇこだわりぶりには恐れ入るばかりで、タイトルどおり途切れることなくシューティングシーンが連続する一方でストーリー上は銃規制の話が登場してくるのもなかなかシャレが利いてるわな。
 100分を切る上映時間で考える隙も与えないスピード感のある展開は問答無用でバッサバッサと悪人が叩き斬られる邦画黄金期の痛快時代劇のようなノリでもあり、巧みに挿入されるクスグリはクレージーキャッツやドリターズのコントを見ているようでもあり、当世風の活動写真はこうでないとってな気概が伝わってこようてぇもんよ」
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