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誰も守ってくれない

2009-02-15 22:29:50 | 活弁見聞録
ズレ:「テレビの連続ドラマが当たって映画になるのはよくあるけれど、これは予めテレビの単発ドラマでネタ振りしておいてから間を置かずに映画を公開するってなテレビと映画のコラボレーション効果を如何なく発揮する作戦で、話に直接の関連はなくそれぞれが独立してはいるものの先にドラマを見てればさりげない小ネタも楽しめるてぇ変則一話完結連続ドラマのような按配だわな。
 映画の方はさすがにわざわざ有料の作品として勝負に出ただけのことはあるメディア批判やネット批判の要素も世に問うヘビーな内容で、いずれはテレビでも放送するんだろうによくぞここまで思い切ったもんだと感心するくらいだぜ。
 誰かが事を起こすと家族全体の連帯責任のように扱われるのは「家」意識の残る日本ならではの事情か個人主義のお国柄でも共通なのかは定かならねど、映画のストーリーとしてこそ一段落はしているもののその後のドラマも予見されるところに現実の事件を思えば更にズシリと重さが響いてくるようでぃ」
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