つれ:「公取委さんが秘匿特権とやらを導入するのも、グローバルスタンダードの圧力が掛かった所以なのかねぇ」
ズレ:「内容は全く存じ上げないものの、それをテコにした独禁法改正てな段取りは何やら植民地法制めいてるわな」
つれ:「そもそも私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律の制定が昭和22年で日本国憲法の公布と施行の間となると、これもアメリカさんのお仕着せっぽく見えるしねぇ」
ズレ:「日本を屋台骨から切り崩すべく、法の背景には財閥解体からの底流があったんじゃねぇか」
つれ:「当時の事情はともかく、今の資本主義国にはこの手の法制はあって当たり前だろうけどさ」
ズレ:「世界の事情は定かならねど寡占が必然で黎明期の牧歌的な価格競争はファンタジーとなった当世の投資家主義の下じゃ、恣意的な統制ツールとしての性格が強い感じだぜ」
つれ:「秘匿特権を使えるのも米資本が入ってるとこだけてな運用になるのかぃ・・」