つれ:「バレーなら鬼の大松・レスリングなら八田イズムも斯くやてぇゴリゴリの音楽版スポ根ストーリーで、軍隊もの級のシゴキやイジメの連続でパワハラ・モラハラ満載のうえにスプラッターとくりゃほとんどサイコホラーてな一部の評判もごもっともだよねぇ。
業界内幕ものとしてもハードボイルドな展開だけにジャズに明るい方からは批判も出てるようだけど、門外漢には音楽もゼニの取れるレベルとなればガチンコ勝負の格闘技てぇ様相がストレートに伝わってくるからこそ圧巻のラストシーンが感動を呼んでるんじゃないかぃ。
そういう意味じゃグッドジョブてぇ言葉が人をダメにするてぇ台詞が通用するのはあくまで才能溢れる方々が集まった世界だけの話で、それを格差上等とはき違えてるような御仁には凡人ばかりの一般社会じゃほめたりおだてたりする方が無能だろうとちったぁマシになるてぇ道理をご注進に及びたいくらいだょ」
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