南極大陸の昭和基地にもハム局の「8J1RL」が設置されている。
今回の越冬隊員の藤隊員(JG3PLH)が運用しているという。
昨年の12月に7MHzで、この1月にも14Mhzでもバンドを替えFT8モードで交信している。いずれも夜半帯でも交信で就寝前に運用していたものと思われる。
南極には、日本を含め30ヶ国以上が観測基地を設置しており、日本は1956年(昭和31年)11月に「宗谷」が 初めて南極をめざし出発、翌1957年1月にオングル島に上陸したのが、第1次観測隊による「昭和基地」の誕生だった。
第1次越冬隊長は滋賀県東近江市に所縁のある西堀栄三郎であった。
第1次越冬隊長は滋賀県東近江市に所縁のある西堀栄三郎であった。
その後、JARLは1965年(昭和40年)に 8J1RLの免許を取得、第7次観測隊の協力を得て、翌1966年に念願の南極から 8J1RL の電波を発射、以後みずほ基地での 8J1RM と ドームふじでの 8J1RF も開設しながら今日に至っている。
(JARL-HPより)