今年2022年で創立150年目(創立明治7年/1874年)を迎える「市原小学校」(東近江市高木町)で11月3日、節目の年を祝うイベントが開催され、熱気球体験やタイムカプセルの埋設、キャンドルナイト、ミニステージなどが催され、児童や地域住民が楽しんだ。
↑写真:滋賀報知新聞より
このイベントは、卒業生や住民、関係者による有志が実行委員会を結成し、今後も小学校と地域が共に歩んでいくことを目指し、企画した。
東近江市「市原小学校」創立150年 今秋、実行委が記念事業
https://blog.goo.ne.jp/ntt000012/e/0a8169acefd2da213f1d30b266d94e09
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思い出フォーラムでは、戦中戦後に在籍した市田重太郎さん(88)と久田政男さん(85)、中寺寿男さん(83)が登壇し、当時の学校生活をふりかえった。
戦中の思い出では、食料増産で荒地を開拓して栽培・収穫したサツマイモを荷車に積んで国鉄・安土駅まで運んだことや、米軍機による無差別攻撃で友人を亡くしたつらい体験が語られた。
戦後になると、サイドカーに乗って校門に現れた進駐軍の兵隊にもらったガムのおいしい味、伊勢・鳥羽への修学旅行の道程で大半の同級生が船酔いした思い出を懐かしんだ。
なお、市原小学校の創立記念日である12月1日には、記念式典が行われる。
<滋賀報知新聞より>