滋賀県内の全小学5年生が乗る琵琶湖の滋賀県学習船「うみのこ」の乗船者が累計60万人になったのを記念し、セブン―イレブン・ジャパンは9月6日(火)12:00頃~26日(月)、期間限定で「うみのこカレー」を再び販売する。
滋賀県内全229店と京都府南部の一部店舗で扱う。同社の担当者は「思い出と共に味わって欲しい」と語る。
↑写真:中日新聞より
「うみのこ」は1983年に就航。滋賀県内の小学5年生が乗り込んで1泊2日の体験学習をし、必ず昼食にカツカレーを食べる。伝統の味は、新型コロナウイルス対策で日帰りとなった2020年以降も提供している。
セブン―イレブン・ジャパンは昨年1月、滋賀県立琵琶湖博物館(草津市)で「うみのこ」に関する常設展示が始まるのに合わせ、「うみのこカレー」を再現して商品化。
料理長からレシピを受け取り、試作を重ね、滋賀県内限定で発売すると、各店で連日完売する人気を博した。「親子2代で思い出の味を語り合った」「滋賀県外でも食べたい」といった反響が寄せられたという。
今回は、8月26日に乗船60万人を達成したのを記念。
「思い出の味は変わらない」と、前回販売時の味を踏襲した。野菜の甘みとスパイスの辛さを効かせ、隠し味の赤ワインを加えて煮込んだルーは変えていない。
税込み572円で、1個当たり3円の売り上げを、「うみのこ」の器材購入費などとして滋賀県に寄付する。
カレーと合わせて、滋賀県産ほうじ茶を使ったシュークリーム(一個194円)も限定販売する。
<中日新聞より