米原市の近江老人クラブ連合会は9月から、旧近江町エリアの史跡などをスタンプを押しながら巡る取り組み「近江地域 歴史探訪スタンプラリー」を始めた。
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↑写真:中日新聞より
昨年好評だった企画の第2弾。昨年はスタンプの設置場所が自治会館であったが、今年は歴史的な視点から地域の魅力を再発見できるようになった。
スタンプは米原市指定文化財の蒸気機関車避難壕(岩脇地区)や、源頼朝が上洛する際に座ったと伝わる「頼朝の腰掛け石」(箕浦地区)、戦国武将・山内一豊の家臣、田中孫作の生誕地を伝える石碑(高溝地区)など、22カ所に設置。スタンプには場所にちなんだ絵柄が施されている。
同クラブは昨年、新型コロナ禍でも楽しみながら身体を動かす機会をつくろうと、スタンプラリーを初めて企画した。スタンプやスタンプ台、多和田地域の地場産業である布団業者の端切れを使う専用の朱印帳など、すべてが手作り。350人以上が参加するなど盛況に終わった。
同クラブは近年の会員減少が課題といい、会員数の増加も目的の1つに掲げる。藤田一雄会長は「この取り組みが地域交流の場となり、さらにクラブの活動にも興味を持ってもらうことで、高齢者の力でより地域を盛り上げていきたい」と意気込む。
スタンプラリーは誰でも参加可能。専用の朱印帳を作成する場合、材料費として500円が必要で、同クラブの会員は無料。
スタンプラリーの地図などは、クラブの事務局がある近江地域福祉センターやすらぎハウス(米原市顔戸21-2)で配布している。
問い合わせ: 近江老人クラブ連合会(0749ー52ー4393)
<中日新聞より>