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60年に1度開催の「ドケ祭」継承の活動を冊子に 東近江の押立神社

 東近江市の「押立神社」(おしたて)で約60年に1度だけ開催される奇祭「押立神社古式祭(ドケ祭(まつり))」を継承しようと活動する押立神社ドケ祭保存会は、活動記録をまとめた冊子を作った。

↑写真:中日新聞より

 「ドケ祭」は4月下旬の例祭に合わせて地域住民が境内に集まり、和装と鬼や般若の面を身に着け、太鼓やおはやしに合わせて踊るという内容で、五穀豊穣(ほうじょう)や子孫繁栄を願う。二柱の神を山から迎えた様子を再現したとされる。

 祭りは最も古くて1659年の開催記録が残り、それ以降は数年から数10年おきに開かれてきた。明治時代からは約60年おきになり、前回は1971年(昭和46年)にあった。次回は2031年の予定。

 開催頻度が非常に少ないことから継承を危ぶみ、地域住民は1992年に保存会を結成。踊りの練習に取り組みつつ、神社の別の祭りで踊りを奉納したり、地域の小学校で披露したりしてきた。

 今回は、結成30年の節目に活動記録をまとめた。
冊子はA4判20ページで祭の年表やおはやしの楽譜、衣装、これまでの活動時の写真などがまとめられている。
 保存会の広田久夫会長(76)は「これを見て、一人でも多くの人がやってみたいと思ってくれたら良い。2031年の開催の時、参考にしてもらえたら」と話した。
冊子は押立神社で配っている。

【東近江・寺社総巡り】第187回・押立神社(東近江市北菩提寺町)
https://blog.goo.ne.jp/ntt000012/e/f08f5d1ab5b9093f65dba4eebfe53f16

押立神社
東近江市北菩提寺町365
https://www.higashiomi.net/media/miru/oshitate

<中日新聞より>
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