【滋賀・近江の先人第２７８回】近江絹糸創業者・夏川熊次郎（彦根市）

夏川熊次郎、明治３年（1869年）生まれ、旧彦根藩士、オーミケンシ創業者

沿革
大正 6年（1917年）     彦根市に夏川熊次郎により、近江絹綿株式会社を設立　絹紡糸の半製品（ペニー）の生産開始
大正 8年（1919年） 社名を近江絹絲紡績株式会社と改称
昭和12年（1937年） レーヨンステープル紡績6万錘を新設
昭和24年（1949年） 綿糸紡績1万錘を新設
昭和25年（1950年） 本社を大阪市に移転
昭和28年（1953年） 梳毛紡績1万錘を新設
昭和31年（1956年） 加古川工場（レーヨンステープル製造工場）を新設
昭和34年（1959年） 合繊糸・合繊混紡糸の紡出開始
昭和43年（1968年） 社名をオーミケンシ株式会社と改称

夏川 鉄之助（なつかわ てつのすけ、1917年（大正6年）3月29日 - 2014年（平成26年）3月7日）は、日本の実業家、元オーミケンシ社長、元ミカレディ会長。
略歴
1917年（大正6年） - 熊次郎の四男として、滋賀県に生まれる。趣味は、囲碁・ゴルフ。
1937年（昭和12年） - 彦根高等商業学校卒業（現滋賀大学経済学部の前身）、近江絹糸紡績（現・オーミケンシ）入社
1958年（昭和33年） - 代表取締役就任
1962年（昭和37年） - 常務取締役・専務取締役就任
1964年（昭和39年） - 代表取締役社長就任
1980年（昭和55年） - 藍綬褒章受章

 2014年（平成26年）3月7日 - 敗血症で死去、96歳没