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【国際線フライトと海外の旅の物語】 (第15回) 初めてみた雲海の上から見たキリマンジャロとアフリカ大陸

 1977年8月、羽田からのインド航空の大幅な遅れでアフリカ行きの出鼻をくじかれたが日本を一旦飛び出せば、この先は任地アフリカのことしかなかった。

 東アフリカのザンビア共和国の首都ルサカまではケニアのナイロビ経由だった。カルカッタからケニアのナイロビまでの区間も確かインド航空だったと思うのだが不思議と正確に覚えていない。
 
 ナイロビからザンビアのルサカまでは「ケニア航空」だったと思う。もしかすれば「ザンビア航空」だったかもしれない。
所要時間は4時間ほどだったと思う。これから始まるアフリカのことで気持ちが高揚し、フライトのことなんて二の次だったに違いない。

 飛行機がアフリカに近づき、雲海の上に突き出た「キリマンジェロ」を畿内の窓から見えた。アフリカに来たのだと感慨無量だった。
ケニアに近づくにつれ機は高度を下げ、「台形で茶褐色のアフリカ大陸を見た時、遂にアフリカに来た、やるぞ!と自分で鼓舞したことを思い出す。

 茶褐色は東アフリカ特有のサバンナの土地の色である。
到着したケニアのナイロビは赤道直下であるが海抜1000m以上あるため意外と涼しい。アフリカはキリマンジャロ以外高い山はなく、全くの台形の大地である。蒸し暑いのはタンザニアのダルエスサラームやケニアのモンバサなど海がある都市は低いので暑い。

 キリマンジャロ(スワヒリ語: Kilimanjaro) はタンザニア北東部にある山で、標高5895 m。アフリカ大陸の最高峰。山域がキリマンジャロ国立公園に指定されている。山脈に属さない独立峰としては世界で最も高いとされる。
山麓にはモシ市があり、キリマンジャロ登山の基地である。登山は高山病をさけるため往復約1週間を要する。私もモシには行ったことがあるがキリマンジャロには登ったことがない。キリマンジャロへは「アルーシャ市」からのルートもある。
この両市はキリマンジャロと、サファリパークの観光の拠点でもある。

 キリマンジャロの名前は「キリマンジャロコーヒ」でも有名である。
キリマンジャロ(英:Kilimanjaro)は、キリマンジャロ山域、タンザニア北部、ケニア国境近くのモシ地方で栽培収穫された果実から加工生産したコーヒー豆のブランド。現在では、タンザニア産コーヒー豆の全てを指すブランドとなっている。
 タンザニアのキリマンジャロ山の麓の町、アルーシャやモシ近くの、標高1,500mから2,500m付近のプランテーションで栽培されている。コーヒーノキの品種としてはアラビカ種である。
ブランド名として、キリマンジャロの認知度は高い。しかし、タンザニア全域の収穫量を合わせても全世界の収穫量は1%程度である。
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