火ふり祭は百数十本の松明が松の木めがけて空高く乱舞し、晩夏の夜空を彩る光景は、滋賀県日野町のお盆の夏の一大風物詩だ。
「火ふり祭」は、8月14日・15日の盆の夜空を彩る夏の風物詩。日野祭のお旅所である日野町上野田の通称“ひばり野”で行われる祭。
日野町上野田の氏神、五社(ごしゃ)神社で松明に火がつけられその年の日野祭のお稚児さん3人を中心に松明の行列がひばり野へ向かう。
ひばり野へ到着後、太鼓の合図とともに百数十本の松明が松の木に投げ上げられる。松の木に松明が多くたまればその年は豊作といわれる、勇壮なお祭である。
お盆の時期に行われるこのお祭りは日野町各地で行われている盆行事の精霊火が転化したものとと考えられている。
【開催日】 8月14日(水)・15日(木)
【場所】 滋賀県日野町上野田(こうずけだ) 五社神社・ひばり野(口之宮神社)
【交通】 近江鉄道日野駅より北畑口行バス日野高校前下車直ぐ。
☆祭の流れ
●8月14日(水)
午後7時30分 五社神社松明行列出発
午後8時頃 ひばり野・口の宮神社到着
※神事の後、太鼓の合図とともに一斉に松明を松の木めがけて投げあげる。
午後8時30分頃 終了。
午後8時40分頃 懸賞付盆踊り大会実施。
午後9時40分頃 盆踊り終了。
●8月15日(木)
午後8時00分 五社神社松明行列出発
午後8時30分頃 ひばり野・口の宮神社到着
※神事の後、太鼓の合図とともに一斉に松明を松の木めがけて投げあげる。
午後9時00分頃 終了。