「楠林時計店」は東近江・御代参街道・栄町に今もある。
元々は時計店だったが戦後、テレビなどの電化製品の普及期から東芝の販売代理店として、また小学生への教育用楽器の納入など手広く商売をしていた。
筆者の生家のテレビも「楠林時計店」から買った。当時は時計店と言うより電気店の方が主な商売だったと思う。
店の歴史は不詳だが筆者は3代の店主は知っている。現在も開店はしているように見えるが実態はやや不明である。もしかすれば閉業に近いのかもしれない。
隣で同じ電気商だった「梶円商店」は電気設備工事業として今も営業している。