滋賀県は1月31日、4月にオープン予定の彦根総合スポーツ公園陸上競技場(彦根市松原町)の愛称を「平和堂HATOスタジアム」に決めたと発表した。
滋賀県内を中心に展開する総合スーパー平和堂(彦根市)とネーミングライツ(命名権)の契約を結んだ。
↑写真:中日新聞より
命名権の期間は2月~2028年3月で、権料は滋賀県内最高の年1000千万円。滋賀県が昨年10~11月、命名権を購入する企業や団体を募った。
「HATO」は平和堂を象徴する2羽のハトに由来する。補助競技場の愛称も「平和堂げんきっこフィールド」に決定した。
公園整備には213億円かかる予定。陸上競技場は15000人以上を収容し、2025年の「わたSHIGA輝く国スポ・障スポ」では開閉会式や陸上競技の会場となる。サッカーやラグビー、アメリカンフットボールにも対応する。
三日月大造知事は1月31日の定例記者会見で「公園は世界遺産への登録を目指す彦根城の隣。地元企業の愛称を生かし、歴史散策など周辺施設と連携した取り組みも進めたい」と話した。
<中日新聞より>
平和堂(本社彦根市)
株式会社平和堂は、滋賀県を中心に近畿地方・北陸地方・東海地方で総合スーパーとスーパーマーケットを展開する企業。
愛知県の印刷業の平和堂印刷や東京で名刺等紙製品を企画販売している株式会社平和堂、新潟県妙高市にある製菓業の株式会社平和堂とは資本関係等の関係はない。