12月30日(月)、花園ラグビー場で行われている第104回全国高校ラグビー大会で滋賀県代表「の「光泉カトリック」は2回戦で強豪「東福岡」(福岡)と対戦したが「47対3」で敗れた。
この日の試合は「東福岡」の強さだけが目立った試合になってしまった。「東福岡」のフォワード・バックス一体になった鋭く波状的な攻めに「光泉カトリック」は防戦一方になり、なすすべがないまま最後まで点を取りまくられた。
近年、「光泉カトリック」は実力を付けて来ており、全国レベルのチームともほぼ互角の戦いができるようになってきていたがやはり優勝候補の「東福岡」との実力の差は認めざるを得なかった。やはり、東福岡の方が体力差、耐久力に勝っており、それに加えて試合巧者である。
「光泉カトリック」は今回2回戦は大差で敗れたが相手次第では十分2回戦を突破できる実力は付いて来ていると思う。しかし、全国大会の2回戦の壁はそう容易くはない。近年、滋賀県下の高校ラグビーチーム数が減少してきており県内で切磋琢磨できる環境が薄れている。強化を図るためには日常的に近県の強豪チームとの交流試合も多くなろう。
今回は強敵「東福岡」に2回戦で当たってしまったが「光泉カトリック」は大阪の京阪沿線にひしめく強豪チームと引けを取らない自力とスタイルが身に着きつつある。着実に全国レベルに近づいているのを感じる。 「光泉カトリック」には今回の大差敗因を分析し、引き続き精進して全国の強豪と互角に戦えるよう精進して欲しい。頑張れ光泉カトリック!期待している。