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「セントポール島」へのDX-Pedition局「CY9C」の最新情報

セントポール島」へのDX-Pedition局「CY9C」は8月26日〜9月4日までの予定で順調に運用していると伝えられている。確かに世界的に見ればそうかもしれないが日本での実態は必ずしもそうではない。

 強力なアンテナとパワーも持つ、所謂、ビッグガンと呼ばれる人たちは既に複数バンド・モードで交信を果たしている。しかし、ピストルクラスの当局のような弱小局はまだ交信に至っておらず、加えて出ていることが分かっていても満足に受信が出来ておらずコールさえ出来ていない。                                    8月27日の夜には非常に強い信号で入感したがその日以外、当局では受信できない日が続いている。

 セントポール島があるニューファンドランド地域は日本への電波伝搬上、難しいところである。もしかすればCY9Cの信号を満足にキャッチ出来ないかもしれない不安がよぎる。段々残り日数が少なくなって来たので何とかして早めに交信したいと思うが信号がキャッチできないことには何ともならない。

 8月27日の信号強さから見てビッグガンが終わればスモルピストルクラスにも順番が回ってくると思ったがコンデションが悪いのかFT8がデコードできない日が続く。CW(電信)も聴こえない。勿論、SSBも同様である。

 一昨年のブーベ島の時と同じようにFT8をデコードできない、CWも聴こえないような事態にならないことを願う。やはりアンテナシステムが脆弱な弱小局はいつもこのような憂き目にあう。

 そんな状態がこの数日間続いているが「CY9C」のオペレーション現場から下記のようなポジティブな情報が伝えられている。

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 私たちの一番の目標は、CY9C をコールする全ての局と交信することだ。DXペディションは 3 日目なので、あと 8 日間(9月4日まで)の運用が続く

 アンテナ システムが完成したところ。海面から 108 フィートの高さで、素晴らしい離陸角度(打上げ角度)を確保している。高さ 55 フィートの灯台の上に 3 つのアンテナがあり、実質的に海面から 160 フィート以上離れている。

 世界中のあらゆる地域でできるだけ多くの局と交信できるよう、私たちは全力を尽くしている。引き続きコールして下さい。そうすれば、CY9C ログに記録される。

 皆さんのお陰で、このような DX 遠征が可能になった。皆さんが楽しんで頂けることを願っている。

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